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松本に「カジュアルダイニング トリィ」-自社の卵や純国産鶏を提供

落ち着いた雰囲気の店内

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 松本・桐に5月12日、卵と鶏をメーンに使った飲食店「カジュアルダイニング トリィ」(松本市桐1、TEL 0263-87-6912)がオープンした。

ひよこ色が特徴の店舗外観

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 小松種鶏場が生産する自社ブランドの卵や純国産鶏を使った料理を提供する同店。店舗面積は約60坪、席数はテーブル34席。1958(昭和33)年に建てられた同種鶏場の鶏舎を、木の骨組みをそのまま残して改装した。運営は同種鶏場の社長・小松伸好さんが出資し社長を務める関連会社、あうるコーポレーション。

 卵と鶏肉は純国産鶏の「岡崎おうはん」を扱い、同種鶏場が遺伝子組み換えでない飼料を与え、平飼いで育てたという。自社ブランドの卵「金のたまご」は県内ではほとんど流通しておらず、その味を知ってほしいと開業した。

 ランチメニューは「チーズオムライス(デミグラスソース)」(1,200円)、「地鶏肉のカレー 季節野菜添え」(900円)、温泉卵付きの「リゾット(あさりとトマト)」(800円)、などを提供。単品メニューにサラダやドリンク、デザートなどを追加できるセットメニューも用意する。

 ディナーはランチメニューに加え、「タンドリーチキン」(880円)、「鶏肉の和風ポトフ」(700円)のほか、「イベリコ豚のグリル」(1,300円)、「マダコのマリネ」(450円)など鶏料理以外のものも幅広く提供。アルコールも、ビール、ワイン、カクテル、日本酒など各種取りそろえる。

 小松さんは飼料販売会社で3年間畜産を学び、同種鶏場で10年ほど採卵鳥の育種改良に携わってきた。「自社で生産したブランド卵や地鶏を、ぜひ店に来て味わってほしい」と小松さん。「お酒と一緒に楽しんでもらえるようリーズナブルな価格を意識した。お客さんから『焼き鳥も食べたい』と要望を頂いたので、今後は炭火焼きも提供していく予定」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~22時。月曜定休。卵のみの販売も行う(6個入り=200円)。

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