「信州そばタクシー」運行開始-県タクシー協会が取り組み

「観光ガイドタクシー」のステッカーが貼られたタクシーで巡る

「観光ガイドタクシー」のステッカーが貼られたタクシーで巡る

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 長野県タクシー協会は4月1日、信州そばの魅力の紹介と観光地巡りを行う「信州そばタクシー」の運行を全県で始めた。

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 同協会などでつくる県観光ガイドタクシー協議会が認定した運転手のうち、研修を受けた運転手が案内役となり、観光地を巡りながら、そばの魅力を語る。県産そば粉と手打ちにこだわる「信州そば切りの店」や運転手自身がお勧めするそば店の案内も。乗客には1台につき500円のそば食事補助券を進呈する。

 観光タクシーのサービス向上を図るために、同協会と旅行会社が共同で企画。香川県のうどん、和歌山県のラーメンなど、他県での取り組みを参考にしたという。先月は2日間にわたり研修を行い、信州そばの歴史や特徴を学んだ。今後も、年に1回研修を開き、案内できる運転手を増やしていく方針。

 「そば店について聞かれることはやはり多い」と相互タクシー(松本市筑摩4)の勝野金文社長。NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」の影響も根強いという。「観光タクシーは乗客の要望に応じて観光地を巡る。車内で話をしながら、そば店もお客さまに合わせたところを紹介できれば」

 予約制で、利用料は1台あたり1時間半=1万500円、2時間半=1万7,400円。中信地域では、同タクシーのほか松本タクシー、女鳥羽タクシー、アルプス交通、南安タクシー、安曇観光タクシーで実施する。

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