松本・村井の国道19号沿いに、中華料理店「中華天天食堂 あんかけらーめん」（松本市村井町南2、TEL 0263-85-3388）がオープンして1カ月が過ぎた。

たっぷりの具材が載る「あんかけらーめん」

　席数は、テーブル・カウンター・小上がり合わせて57席。オープンキッチンスタイルで、どの席からも料理人が調理する姿を見ることができる。「調理方法を公開するだけでなく、注文を受けたり会計をしたりと、お客さまの動きにも素早く対応できるように考えた」と同店マネジャーの山本浩一さん。

　一番人気の「あんかけらーめん」（714円）は、鶏・豚・野菜をベースにしたしょうゆ味。あんかけには、エビやイカ・チャーシュー・煮玉子・数種類の野菜が載る。麺は中麺と太麺から選べる。「中麺はのどごしと歯応えのキレが決め手の多水麺、太麺は食べごたえのあるもちもちの食感が特徴。好みで選んでもらえれば」。ほかに「タンタン麺」（756円）や「塩野菜らーめん」（777円）、「豚の角煮らーめん」（913円）なども提供する。262円追加で、半ライスとギョーザ3個か空揚げ2個が付く「ミニセット」も好評だという。

　「チンジャオ定食」（997円）や「餃子定食」（733円）などの定食もの、「麻婆豆腐」や「エビチリソース」（以上、714円）などの一品ものも多く用意する。「男性は定食もののご注文が多い。家族でご来店の方は一品料理もご注文いただき、いろいろな料理を楽しんでもらえている」

　店名の「天天」は、中国語で「毎日毎日」の意味を持つ。「毎日でも通っていただけるような店にしたくて付けた。自分たちも、おいしい料理を毎日楽しく作ることをモットーにしている」と山本さん。「『あんかけラーメン』をもっと広めて行ければ」とも。

　営業時間は11時～22時30分（ラストオーダー）。