松本駅前に4月1日、「そば居酒屋 蔵のむこう」(松本市中央1、TEL 0263-36-7880)がオープンした。
店舗面積は約30坪。1階がカウンターとテーブル席、2階は小上がりで宴会にも利用でき、席数は合わせて90席。代表の磯尾広志さんは松本駅前で「居酒屋 酒楽」を経営しており、同店が2店舗目。店内は落ち着いた和の雰囲気で、外観はもともと蔵だったところを生かし、店名も蔵にちなんだものにした。
そばは、松本産と県内産のそば粉を粉の状態を見極めて絶妙にブレンドして使用、そばつゆの濃口しょうゆや水も市内のもの、と地物にこだわった。信州の地酒、焼酎も豊富で「みやさか」「夜明け前」「どまんなか」など多数取りそろえる。食事メニューも、毎週土曜日に入荷する地元直送の新鮮な馬肉を使った「馬刺五点盛り」(1,680円)、「馬肉のカルパッチョ」(999円)や「信州珍味(蜂の子、イナゴ、ざざむしなど季節によって異なる)盛り合わせ」(999円)などを提供する。
「地元を代表するものであるそばをやりたいと思っていた。海鮮がメーンの酒楽とは少し違う路線で、地元のものをメーンに扱っていきたい」と磯尾さん。アルコールに関しては「いずれは大きいところから小さいところまで、県内すべての酒蔵を網羅したい」と意欲的だ。「そばをはじめ、県内のものにこだわったメニューを取りそろえている。女性にも気軽に来てもらえれば」と話す。
客単価は3,000円を想定している。営業時間は17時~23時30分。当面は夜のみ営業の予定。