商店街を題材にした短編映画コンテスト「第5回商店街映画祭 ALWAYS松本の夕日」が1月27日、ピカデリーホール(松本市大手4)で行われる。
イベントは2部構成。前半は「特別上映&招待作品」として、文化庁メディア芸術祭受賞作品の上映を行う。それ以外に招待作品として、地球のステージ制作の「不思議な石」と昨年第4回日本芸術センター映像グランプリを受賞した、塩尻市在住・齋藤新監督の「罪と罰と自由」も上映。斎藤監督のミニトークショーも行う。
後半は「商店街映画祭」の入選作品を上映する。「地域振興」と「商店街の相互交流」を目指して2008年にスタートした同祭は、「商店街」をテーマにした短編映画を募集。特別審査員に「ALWAYS 三丁目の夕日」の監督で松本市出身の山崎貴さん、テレビドラマの演出や映画監督を手掛ける七高剛さん、まつもと市民芸術館の芸術監督・串田和美さんを迎え、25作品の応募の中から、審査の結果、8作品が入選した。当日はグランプリをはじめ、各賞の発表を行う。
「『商店街をテーマにする』という制約がある中でも、さまざまな作品が集まる。年々、レベルも上がってきている」とプロデューサーを務める大野善裕さん。「文化庁メディア芸術祭の作品は松本で初上映。前半は無料で見ることができるので、ぜひ気軽に足を運んでもらえれば」とも。
「特別上映&招待作品」は11時30分~、入場無料。「商店街映画祭」は15時~、入場料700円。上映スケジュールなどはホームページで確認できる。