松本検定実行委員会(松本市大手3、松本市役所観光温泉課内)は現在、松本の歴史や文化、観光、生活などの知識を問うご当地検定「第7回松本検定」の受験者を募集している。
2007年から実施されている同検定。松本について学び、知識を深めることで、観光客に質の高い「おもてなし」を提供するための人材育成を目指すとともに、松本ファンに良さを再発見してもらうことを目的としている。合格者には、合格証、認定証、認定バッジが交付され、「松本の魅力を伝える案内役」として松本城や市立博物館などの入場が無料となる。
同検定は、基本コース、基本コースの合格者対象の上級コース、小学生対象のジュニアコースの3コースで、いずれも4択のマークシート方式。問題は、同検定公式テキストの内容が中心で、今年は各コース、過去問題から20%以上を出題する。「特に上級についてはひねりすぎという指摘もあり、もう一度基本に立ち返る意味も含めて内容を検討した」と観光温泉課の保科佑樹さん。
これまで、各コース合わせて2500人以上が受験しているが、受験者は年々減少している。今年は、基本コースは試験日を日曜と月曜の2日間設定し、どちらか選べるようにした。「これまで日曜日に受験できなかった、お店を営業している方や観光業の方にも参加してもらえれば」と保科さん。
検定試験は2月17日・18日(18日は基本コースのみ)。応募は今月18日までで、郵送、持参、FAX、ウェブで受け付ける。受験料は、一般=3,000円、中学生以下=1,000円。詳細は同サイトで確認できる。