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松本山雅、今シーズンの経済波及効果算出へ-ネットでアンケート

オンラインアンケート画面

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 初のJシーズンを12位で終えた松本山雅FCの経済波及効果を測定するためのオンラインアンケートが現在、実施されている。

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 同アンケートは山雅と共同で、特定非営利活動法人SCOP(松本市中央2)が実施するもの。内容は「今シーズン、スタジアム(アルウィン)で試合を観戦したことがあるか」の有無を回答し、ある人に対しては回数や交通手段などを、ない人には「どうすればスタジアムに足を運ぶか」などを問う。項目数は「ある」場合は約20問、「ない」場合は約10問。回答者の中から抽選で100人に非売品の「甲信ダービーストラップ」か「松本山雅シール」を進呈する。

 今シーズンの山雅は15勝14分け13敗の勝ち点59で12位。ホームゲーム1試合あたりの平均観客動員は9531人でリーグ3位を記録した。

 同法人では昨年12月、山雅のJリーグ昇格が決まった直後に経済効果を試算。ホーム試合数21試合で1試合あたりの平均入場者数を1万人と想定し、年間約14億1,000万円と発表した。「シーズン前だったため、他のクラブのケースを参考にしながら推計値として設定・算出した」と同法人の栗田亜希子さん。より正確な波及効果測定のためにアンケートを実施することにしたという。「あらためて山雅が地域に与える影響力の大きさについて検証し、社会に対して説得力のあるデータを提示したい」

 アンケートは11月8日から実施。山雅の公式ホームページや同11日に行われた最終戦で配布した冊子で告知している。「皆さんの意見は効果測定だけではなく、今後のクラブ運営の参考にもなる。コアなサポーター以外の声もぜひ聞きたいので、多くの市民の方々にご協力いただければ」と呼び掛ける。

 締め切りは同18日。問い合わせは同法人(TEL 0263-36-9180)まで。

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