デザイン会社のパプリカ(安曇野市穂高、TEL 0263-87-0222)は3月1日、松本・安曇野地域の情報を掲載するフリーペーパー「paprika(パプリカ)」を創刊した。
配布エリアは松本・安曇野地域を中心に、北は白馬から南は塩尻までの一帯の飲食店、コンビニ、観光案内所など約1,000カ所。発行部数は3万部。特定のターゲット層は定めてないが、「手に取るのは街に出て、アクティブに動いている人たち。20代~30代が中心だが、比較的幅広い年代に見てもらっている」と同社社長の浅井工壹さん。
「paprika」の名前は、「音の響きがかわいいと思って」(浅井さん)決めたという。「パプリカは赤、黄、オレンジと色とりどり。そんなカラフルな色で生活を彩る」という意味も込めた。
創刊号では安曇野のフレンチレストランや、松本を中心に活躍するアーティストなどを紹介。「地域に密着した情報や、人に焦点を合わせた内容にしたい」と浅井さんは言う。「人や場所を見つけるのは大変だが、この地域は『コンパクト』にまとまっていて、人と人のつながりがわかりやすい。だから、友だちから友だちへとどんどんつながっていく」と、苦労の中にも面白さを感じている。写真の配置などもデザイン会社ならではのこだわりを見せている。
浅井さんは1年半前に安曇野に移住。「とても気に入って、ここに永住しようと決めた。それから『ここでできること』が何かないかと考えて、今までの経験を生かしてデザインと情報発信の両方をやっていきたい」と思い、今年1月に会社を設立。今後は「自分たちができないようなことをやっている団体を応援、協賛もしていきたい」と抱負を語る。
今後、毎月1日の発行を予定している。
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