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松本の雑貨店が本をテーマにした企画展-北軽井沢のブックカフェとコラボ

さまざまな本や雑貨が並ぶ会場

さまざまな本や雑貨が並ぶ会場

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 松本の雑貨店「tonico(トニコ)」(松本市中央2、TEL 0263-34-6621)で現在、企画展「やどり木からみえるもの」が開催されている。

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 同展は、北軽井沢にあるブックカフェ「麦小舎(むぎこや)」の分室「キジブックス」とのコラボ企画。同室が持ち寄った本を中心に、kimi-noix、ようさん工房、柳澤友子さんが作る雑貨も展示する。

 同室が用意した本は古書がメーン。絵本や芸術書、文学書、文庫本、手芸本など、幅広いジャンルのもの150冊以上をそろえる。中には大正時代に発行された古書も。同室が発行するリトルプレス「Forest & me.」も販売。コーヒー豆が入っているようなパッケージの「Trois blend」は、文庫本3冊をセットにしたもの。「眠れない夜に開く本」「女を生きる」「コーヒー片手に飲みたい本」など、さまざまなテーマで用意する。「とても人気で、半分以上は売れてしまった」と同店オーナーの山田綾さん。

 作家の作品は、同展のために制作されたもの。ヘアアクセサリーやモビール、チャームなど約30点を展示する。それぞれ山田さんが海外で買い付けたビーズとボタンを使って作ってもらったという。「鳥の、きれいなものを巣に持ち帰る習性から連想した。それぞれ発想や着眼点が違っていて面白い」

 今回、同室と一緒に会場作りをしたという山田さん。「普段は一人で作業をすることが多い自分にとって、一人じゃない楽しさと難しさを体験できた。新鮮で貴重な時間だった」と話す。「掘り出す楽しみを意識して展示した。時間があるときにお越しいただき、ゆっくりじっくり見てもらえたら」

 本は500円前後のものが中心。作品は、ヘアアクセサリー(850円~)、チャーム(900円)など。営業時間は12時~18時(3月30日・4月1日は17時まで)。会期中、27日・28日は休業。入場無料。4月1日まで。

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