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松本の雑貨店で作家6人が「ぬいぐるみ展」-松本・長野を巡回

それぞれの個性あふれる作品が並ぶ店内

それぞれの個性あふれる作品が並ぶ店内

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 松本の雑貨店「tonico(トニコ)」(松本市中央2、TEL 0263-34-6621)で現在、6人の作家によるぬいぐるみ展「ふたつのぬいぐるみ展~ふゆのおしゃべり」が開催されている。

4周年を記念して、6人が思い思いに制作した「トニ子ちゃん」も

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 同展はookubo mayoさん、きむらさいこさん、noixさん、ようさん工房、ayam tricot、Onigirinさんのグループ展。布製のものや編みぐるみなどサイズもさまざまなぬいぐるみ約40点を展示する。

 同店オーナーの山田綾さんが、noixさんと「ぬいぐるみ展を開こう」と話したことがきっかけで実現した同展。「ぬいぐるみは寒い季節のイメージがあるので、冬に皆で楽しく開催できればと思って声を掛けた」(山田さん)。画家として活動しているきむらさんには、「私が普段作るものとは違う分野の作品を見るのが好きなので(笑)、お願いした」。東京在住のOnigirinさんは、ookuboさんが「きっと(同店の)雰囲気に合うから」と紹介したことがきっかけで参加することに。6人の個性が感じられる作品とともに、同店4周年を記念して、それぞれが制作した「トニ子ちゃん」も展示する。

 今回、山田さん自身もayam tricoとして編みぐるみを出品。編みぐるみは学生のころに始めたが、同店を始めてからしばらく創作を休んでいたという。「もともと何かを作ることが好き。店を始めて商品のディスプレーをしたり、DMなどをデザインしたり、『作る』ものがいろいろあって…休んでいたというよりは、そっちで満たされていたのかも(笑)」。「編みぐるみは数学的な要素があるように思う。店作りはその延長線にあるような、何かつながっているような気がする」とも。

 3日には、同展のオープニングと4周年を兼ねた節分パーティーが行われた。きむらさん以外の5人の作家が集合。恵方巻きを手にしながら来場者との会話が弾んだ。「福は内!」(Onigirinさん)、「私、頑張ります」(ookuboさん)、「生まれてきた人の初めての友達になれればと思って作った」(ようさん工房)、「ぜひ、足を運んでください」(noixさん)。

 「松本の冬は寒いが、見に来てくれた人が楽しくなれれば。来月は長野の『ナノグラフィカ』でも展示するので、ぜひ来てもらえれば」(山田さん)。

 作品は一部販売も行う。営業時間は12時~18時。会期中は火曜・水曜と2月17日休業。2月28日まで。「ナノグラフィカ」での展示は3月9日から。

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