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松本でミツバチの巣箱作りワークショップ-コミュニティーで情報交換も

ワークショップの様子

ワークショップの様子

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 日本ミツバチの飼育方法の講義と巣箱作りを行う「日本ミツバチ飼育・巣箱作りワークショップ」が、松本市のアルウィン(松本市神林)で開かれている。

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 11月から来年2月まで毎月1回開催。ワークショップは1日で完了し、午前中にミツバチの飼育方法についての講義、午後はあらかじめ用意された材料を組み立てて巣箱作りを行う。ハチミツを販売するネットショップ「SUBAKO(すばこ)」を運営する小島和郎さんが講師を務める。

 11月26日に行われたワークショップは、ミツバチについて相談したり、時には雑談したりしながら和やかな雰囲気で行われた。午前中の講義では、日本ミツバチと西洋ミツバチの比較や飼育方法などを、写真を使いながら丁寧に解説。午後は用意された木材を使って巣箱を組み立てた。重箱式の巣箱は小島さんが設計し、材料の切り出しなども自身で行ったもの。「しっかり準備してあるので(私たちでも)簡単にできる」と参加者は電動ドライバーを使ってスムーズに作業を進め、2時間ほどで巣箱が完成した。

 「自然も虫も好き。木工も好き」という小島さん。ミツバチの飼育を始めたのは3年ほど前で、最初はうまくいかなかったという。その後、試行錯誤しながら家族と共に取り組み飼育に成功。採れたハチミツを販売する傍ら、昨年からはワークショップを始めた。「ミツバチは自分にとってのライフワーク。ほかの人にとってもそんなライフワークを見つけるお手伝いができればと思って始めた」

 今年6月には、参加者などを中心に日本ミツバチ愛好会「ぶんぶんの会」を立ち上げた。現在20人ほどが参加、情報交換などをしているという。「始めたばかりでわからないことやうまくいかないこともあると思う。仲間と話しながら楽しく続けていければ」と小島さん。「ミツバチは手をかける必要はあるけど、ちゃんとしていれば来てくれる。興味がある人はぜひチャレンジしてみて」とも。

 今後のワークショップは12月17日、来年1月14日、2月18日に開催予定。いずれも9時30分~。参加費は1万5,000円。申し込みは開催10日前までに、小島さん(mitsubachi39@gmail.com)まで。

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