国営アルプスあづみの公園【大町・松川地区】の“アルプス大草原”にて、令和5年度から取り組む「巨大地上絵(芝生アート)」が今年も完成しました。3年目となる本年のデザインは、公園キャラクターの草太(そうた)と木子(もっこ)がハートを抱える愛らしいモチーフ。北アルプスを借景に雄大な景観とともに楽しめる期間は、11月下旬ごろまでを予定しています。

巨大地上絵(芝生アート)(2025年9月28日撮影)
「大草原の家」のデッキから鑑賞できるように設計した巨大地上絵。図案は3D CAD(三次元設計ソフト)で正確に図面化し、現地では測量機器を用いて芝地に座標を精密に割り出すことで、デッキからの見え方を最適化しています。撮影は、デッキ手すりの中央部からのアングルがおすすめです。
■鑑賞期間/9月下旬~11月下旬
■場所/アルプス大草原
■サイズ/縦:40.2m、横:14.7m
今年の巨大地上絵は、公園キャラクターの草太(そうた)と木子(もっこ)が大きなハートを抱えるデザイン。家族や友人など、大切な人を思いやる気持ちをハートに託し、見る人の心がほっと温かくなるモチーフに仕上げました。芝生の絵の中に入って一緒に写真を撮ったり、好きな角度から眺めたりと、自由な発想でお楽しみください。皆さまの「やさしい気持ち」を重ねていただける、参加型のアートです。

巨大地上絵(芝生アート)の図案

芝生バリカンでの刈り込み作業
芝生アートは模様の精度向上のため、複数の芝刈機を使い分け、細部は剪定鋏で丁寧に仕上げています。芝生が伸びると輪郭がぼやけるため、完成後もメンテナンスが必須。約10日に一度、スタッフが手作業で刈り込みを実施し、線のキレとコントラストを維持します。こうしたきめ細かな管理により、期間を通じて美しい状態を保ち、来園者の皆さまに鮮明なデザインをお楽しみいただけます。
国営アルプスあづみの公園【大町・松川地区】について

空中回廊
国営アルプスあづみの公園は、日本有数の自然環境と地域の豊かな文化、風土を保全、活用することにより、多様な観光・レクリエーション需要に対応するとともに、分散する2つの地区を拠点とした地域活性化への貢献等を目的に整備されています。
「大町・松川地区」は、北アルプスの山岳景観につながる良好な自然環境を保全しながら、時間をかけてその自然環境を学び、体験できる公園です。
<お問合せ>
国営アルプスあづみの公園 大町・松川管理センター
〒398-0004 長野県大町市常盤7791-4
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FAX:0261-21-1214
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アルプスあづみの公園マネジメント共同体
(共同体代表:一般財団法人公園財団、構成員:大北農業協同組合、株式会社富士植木)