プレスリリース

長野県塩尻市とトラストバンク、地場産品や地域資源を活用した商品開発支援に関する協定締結

リリース発行企業:株式会社トラストバンク

情報提供:

長野県塩尻市(市長:百瀬敬、以下「塩尻市」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役社長兼CEO:大井潤、以下「トラストバンク」)は、本日9月30日、「商品開発支援等の連携に関する協定」を締結したことをお知らせします。なお、トラストバンクが長野県内の自治体と協定を結ぶのは今回が初めてです。



 本協定は、塩尻市内の地域資源を活用した商品開発や、地域事業者・学生との連携を通じて、持続可能な地域経済の発展を図ることを目的としています。地域特産品の改善や改良を進めるとともに、ふるさと納税を通じて地域の魅力を広く発信し、関係人口の創出を目指します。また、教育機関と連携し、若手人材が地域事業者と協働する機会を設けることで、地域への愛着形成や将来的な定住・就労につなげます。

 具体的な取り組みとしては、塩尻市が誇る農産物や観光資源を活用した新たなお礼の品の開発や情報発信を進めるほか、日本大学の学生と連携し、地域事業者と協働して返礼品の開発に取り組むプロジェクトが始まります。外部の若い世代の視点を取り入れることで、地域資源の新たな価値を引き出し、塩尻市の魅力を広く伝えてまいります。

 本協定を通じて、塩尻市とトラストバンクは、地域活性化に向けた連携を強化し、持続可能な地域社会の実現を目指します。

□■ 塩尻市、トラストバンクによる「商品開発支援等の連携に関する協定」 概要 ■□
◆ 目的:
・ 地域の特産品の改善、改良を進め、ふるさと納税を通した関係人口創出を目指す
・ 教育機関との連携を通して、若手人材の関係人口、定住人口への誘因、維持、拡大を目指す。

◆ プログラム内容:
(1)観光資源を活用し地域の魅力を発信
・塩尻市の農産物や木曽漆器、奈良井宿や高ボッチ高原などの観光資源を活用
・地域事業者、高校生や大学生と連携し、塩尻市の新たな特産品として魅力を創生
・地域産品を活用した高額返礼品の開発への取り組み
(2) ふるさと納税のプロモーション
・チョイス限定品などを通した塩尻市の地域の魅力を発信
・ふるさと納税寄付者層にあわせた訴求

◆ スケジュール:
・2025年9月末  協定の締結
・2025年10月   地域特産品の選定、課題抽出、商品掲載及びお礼の品登録
・2025年11月~ お礼の品の掲載、および情報発信への取り組み
教育機関との連携
・2026年1月   成果共有
・2026年2月 取り組みの継続、深化


■ 塩尻市 市長 百瀬 敬のコメント
 「トラストバンクは、『自立した持続可能な地域をつくる』という明確なビジョンのもと、ふるさと納税をはじめ、多岐にわたる地域支援プラットフォームを通じて、全国の自治体と真摯に向き合い、地域資源の価値を再発見・再構築されております。また、その取り組みは、地域に住む人々の誇りや絆を育み、地域の未来を共に創るパートナーとして高く評価されています。
 塩尻市は、『第六次塩尻市総合計画』において『多彩な暮らし、叶えるまち。-田園都市しおじりー』を目指す都市像に掲げています。都市像の狙いに『市内外でつながりを増やし、共創を促すこと」、『挑戦と共創を重ね、新しさを創造する都市のブランドイメージを形成し、30年後も“人や組織を引きつける地域”をつくること』を位置付け、市民の暮らしの質、幸福感の向上を目指しています。
 トラストバンクと塩尻市は、それぞれのビジョンに『共創』による『地域づくり』を掲げ、新たな価値の創造や地域資源を磨き上げ、人々の暮らしの向上を目指している理念が合致したことから、この度、本協定の締結に至ることとなりました。
 本協定を通じて、トラストバンクとの連携強化を図り、お互いや地域を支え、課題解決に挑戦したい市内外の人がつながり、応援されることで新たな価値を生み出し、新たな挑戦を展開する好循環をつくり、より良い社会・世界に向けて貢献していきます」

■代表取締役社長兼CEO 大井 潤のコメント
 「塩尻市は、ワインや木曽漆器、奈良井宿や高ボッチ高原など全国に誇れる多彩な魅力を有する地域です。一方で、産業の継承や地域の未来を担う若手人材の育成は、多くの自治体と同様に課題となっております。今回の協定では、都内の学生が返礼品開発に協力する新しい取り組みを通じて、外からの新鮮な視点を取り入れ、塩尻市の魅力を広く発信し、関係人口の拡大につなげてまいります。
 トラストバンクは、ふるさと納税を「地域を応援する制度」と捉えています。寄付を通じて地域と人をつなぐだけでなく、地域の魅力に共感し、応援してくださる方々を増やしていくことこそが大切だと考えています。本協定は、そうした理念を共有する塩尻市とともに、地域資源を磨き上げ、未来を担う世代を育みながら、持続可能な地域づくりを進める取り組みです。
 今回、トラストバンクとしては、長野県内の自治体と初めての協定締結となります。今後も塩尻市の皆様と共に、新しい発想や若い世代の視点を取り入れながら、地域の魅力を広く発信し、持続可能な発展につなげてまいります。」


長野県塩尻市https://www.city.shiojiri.lg.jp/
長野県塩尻市は、松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置し、太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝です。市内には信濃川水系と天竜川水系の各河川が流れ、塩尻峠と善知鳥峠、鳥居峠は、太平洋と日本海への分水嶺となっています。北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ボッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。
特産のぶどうが生み出すワインは世界にその名を知られ、平出遺跡は太古の歴史を語りかけてくれます。奈良井宿の町並みや木曽漆器が歴史と伝統を感じさせ、おもてなしの心を今日に伝えています。基幹産業の製造業は、市内に、最先端の技術、人材、拠点施設等が集積し、高い製造品出荷額を誇るなど、市内産業を牽引しており"ものづくり"のまちでもあります。

株式会社トラストバンクhttps://www.trustbank.co.jp/
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超(24年10月)、お礼の品数は76万点超(24年10月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。23年10月には地域のめいぶつを販売するECサイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、休眠預金等を資金源とした地域のソーシャルビジネス事業者支援事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2024年10月時点、JMRO調べ)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース