プレスリリース

観光シーズンの交通空白を”タクシー×ライドシェア”で解決長野県・駒ヶ根市で公共ライドシェアサービスの実証実験を実施

リリース発行企業:オムロン株式会社

情報提供:

オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長:四方 克弘、以下OSS)は、2025年9月1日から長野県・駒ヶ根市で、公共ライドシェアサービスの導入に向けた実証実験を行います。本取り組みは、昨年度実施の実証実験の第二弾となり、駒ヶ根市でのライドシェアサービスの本格導入に向け、観光シーズンでの交通空白解消および移動活性化に向けた取り組みとなります。




現在、地方都市では、自治体財政のひっ迫や人手不足により、地域交通サービスの維持が難しくなり、住民の移動手段が不足する「交通空白」の課題が顕在化しています。その解決策として、一般ドライバーを活用した公共ライドシェアの導入が注目されており、千畳敷カールを筆頭に中央アルプスの麓にある自然豊かな観光地として多くの人が訪れる駒ヶ根市においても、地域で抱える交通課題の解決を目指した公共ライドシェアサービスの導入検討に向け、昨年2024年1月中旬から3月前半までの期間、駒ヶ根市地域公共交通協議会、赤穂タクシー有限会社、伊南乗用自動車有限会社、そしてOSSで公共ライドシェアサービス導入に向けた実証実験を実施しました。
今回の取り組みでは、利用者のターゲットとして、前回対象であったビジネスパーソンに加え、地域住民や観光客へと対象を拡大します。観光シーズンで想定される公共交通の混雑影響に向け、地域交通事業者である赤穂タクシー有限会社や伊南乗用自動車有限会社と連携し、タクシー優先配車機能なども導入した運用体制により、地域住民や観光客の快適な移動を支援します。これらの取り組みを通じて、駒ケ根市における公共ライドシェアでの新たな公共交通網の構築を支援し、地域住民や出張者、観光客の移動における課題の解消により地域全体での移動の活性化を促進することで、地域の持続的な発展への貢献を目指します。

■実証実験の実施概要



■OSSの提供する公共ライドシェア「meemo(ミーモ)」
地域での交通空白の課題解決に向け、OSSでは2019年から公共ライドシェア「meemo(ミーモ)」を提供しています。本サービスでは、公共ライドシェア導入に向けた調査から運用・改善まで、まるごとサポートすることで、安心して利用できる公共交通の新しい選択肢としての定着を目指す、地元課題に寄り添うサービス提供を進めています。

■自治体様向け「meemo」事業資料と公共ライドシェア相談窓口について
「meemo」の導入をご検討の自治体様向けにサービスの詳細をご紹介する資料と、全国自治体様の公共ライドシェアサービス導入を支援する相談窓口を開設しております。
「meemo」事業資料(ダウンロードリンク):https://meemo.jp/download
公共ライドシェア(自家用有償旅客輸送)の相談フォーム:https://forms.office.com/r/ia5YxCh07E






オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエンスなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・保守のトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献します。

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