アルペンローゼ株式会社(本社:東京都中央区、長野県大町市 代表取締役:高橋 浩史郎、以下、「アルペンローゼ」)が展開するナチュラルコスメブランド「La CASTA(ラ・カスタ)」は、千葉大学 大学院園芸学研究院 教授 岩崎 寛監修のもと、ガーデンセラピーの要素を取り入れた『La CASTA ハーブガーデンセラピープログラム』を開発いたしました。
本プログラムは2025年9月14日(日)より、長野県大町市のラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデンにて提供を開始いたします。
また、本プログラムでは今後親子向けプログラムや大人向けプログラムなどさまざまな展開を予定しています。
■プログラム開発背景
近年、私たちはデジタル化の急速な進展による情報過多や、先行きの見えない社会情勢など、さまざまな要因から深刻なストレス問題に直面しています。厚生労働省の労働安全衛生調査(実態調査)※1によると、「仕事や職業生活に関することで、強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある」と回答した人の割合は、平成25年から令和5年の10年間で30.5ポイントも増加しており、現代人のストレスが急増している現状が浮き彫りになっています。
このような時代背景の中、長野発のナチュラルコスメブランド ラ・カスタは、設立以来「植物の生命力と癒し」をテーマに、現代社会に必要とされる新たな癒し体験を追求してきました。ラ・カスタの原点は、アロマテラピーがまだ日本でほとんど知られていなかった時代にまで遡ります。創業者は精油がもつ力に魅了され、心身のバランスを整える手段として「精油がもたらす心身の美しさや癒しを、ヘアケアを通じてお客様に届けたい」という想いを抱きました。そして1996年、アロマテラピーに注目が集まる中、「ラ・カスタ」が誕生しました。
そして今回、深刻化する現代のストレス問題に対し、ラ・カスタを展開するアルペンローゼは、千葉大学 大学院園芸学研究院 岩崎 寛教授監修のもと、植物がもつ癒しの力を活かすガーデンセラピーの要素を取り入れた新しい体験プログラム、『La CASTA ハーブガーデンセラピープログラム』を開発いたしました。
ラ・カスタは、今後も植物のもつ無限の可能性を追求し、現代社会に暮らす人々の心身の健やかさと豊かな生活をサポートする製品・体験を提供してまいります。
※1:厚生労働省 労働安全衛生調査(実態調査) 平成25年、令和5年参照:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/list46-50_an-ji.html
■La CASTA ハーブガーデンセラピープログラム概要
◇プログラム名:『La CASTA ハーブガーデンセラピープログラム』
◇プログラム実施日:1.2025年9月14日(日):大人向けプログラム
2.2025年10月19日(日):親子向けプログラム
※詳細や2026年以降の実施日は後日ホームページ内で告知します。
◇予約開始日:2025年9月1日(月)※1.大人向け、2.親子向け両日共に
◇予約申し込み先:WEB:https://reserva.be/lacastagarden
電話 :0261-23-3911
◇親子向けプログラム詳細:
1.親子で一緒にガーデン散策(ガーデンでの花摘み体験)プログラムは、親子一緒にガーデンを散策し、お好みの花を10本ほど摘み取る体験からスタートします。
ただ花を眺めるだけでなく、実際に植物に触れることで五感が刺激され、深い癒しにつながります。
2-1.【親】ハーバリウムづくり体験親御さんには、まず現在の心と身体の状態を知るための事前アンケートを受けていただき、ご自身のストレス要因を探ります。その後、ラ・カスタ ナーセリー(自社農園)で作られたドライフラワーを使ったハーバリウムづくりをおこないます。また、ご自宅でもアロマなどを通じて日常にハーブを取り入れていただけるよう、事前アンケートの診断結果から、その日の状態におすすめのハーブを記載した分析結果シートをお渡しします。
2-2.【子ども】ミニブーケづくり体験お子さんは、親子プログラムで摘んだ植物を使ってミニブーケづくりを体験します。ご自身や親御さんが好きな花に沿える葉っぱや包装紙、リボンなどを選びながら、オリジナルブーケを作ります。
3.親子同士の温かな交流プログラムの最後は、親子が再び合流。お互いの作品を見せ合いながら体験を振り返ります。作品を通して感想や思いを語り合うひとときは、自然と笑顔が生まれ、親子のコミュニケーションがより深まります。こうして心温まる交流を経て、プログラムは締めくくられます。
◇大人向けプログラム詳細:
1.ガーデンセラピー説明、事前アンケート
現在の心と身体の状態を知るための事前アンケートを受けていただき、ご自身のストレス要因を探ります。
2.ガーデン散策(ハーブ摘み体験含む)
植物の生命力が溢れ、北アルプスの雪解け水が流れるガーデンを散策します。植物や水に触れ五感からの癒しを感じます。
3.ハーバリウムづくり体験
ラ・カスタの自社農園で大切に作られたドライフラワーを使ったハーバリウムづくりを行います。植物の色や香りに癒されながら、創造力を発揮して、オリジナル作品をつくります。
4.ハーブティー体験
ガーデン散策で摘んだハーブも加えて、ハーブティーをお召し上がりいただきます。
5.分析結果とおすすめハーブの紹介
ご自宅でもアロマなどを通じて日常にハーブを取り入れていただけるよう、事前アンケートの分析結果から、おすすめのハーブを記載した分析結果シートをお渡しいたします。
■監修:千葉大学 大学院園芸学研究院 教授 岩崎 寛
日本緑化工学会副会長、日本園芸療法学会理事、日本ガーデンセラピー協会理事
<コメント>
これまでの研究成果・知見から、植物に触れることはガーデンセラピーとしてストレスの低減、集中力の向上、体調の乱れの緩和など、多くのメリットがあることが示されています※2。参加者が自身の感性で植物を体験し、創作できるプログラムとなるよう構成を監修しました。
※2:末尾の岩崎氏のこれまでの研究による「ガーデンセラピーがもたらす効果」解説 参照
<プロフィール>
日本園芸療法学会認定上級園芸療法士。専門は緑地福祉学、環境健康学。 植物の保有する療法的効果について、緑地や植物からの視点だけでなく、看護学、 心理学など様々な視点から研究を実施。具体的には、園芸療法やアロマセラピー、 森林療法などに関する研究と、それらを実践する場である医療福祉施設の緑化、 緑を活用した地域ケアなどに関する研究を行う。
【主な著書】 ・みどりの処方箋―ヒーリング時代の緑の使い方―(2023)、岩崎 寛(単著)、グリーン情報 ・ウォーカブルなまちを評価する(2025)、岩崎 寛(共著)、鹿島出版会 ・NHK テキスト『趣味の園芸』連載「心と体にやさしい園芸療法」(2020年4月号から2021年3月号まで) など