プレスリリース

【バトンズ成約事例】長野県・志賀高原の旅館「ひがしだて」を大阪のホテル・旅館運営会社がM&A

リリース発行企業:株式会社バトンズ

情報提供:

M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」を運営する株式会社バトンズ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:神瀬悠一、以下バトンズ)は、長野信用金庫(本店:長野県長野市、理事長:市川公一 )とともに、株式会社ホワイト・ベアーホテルズ(本社:大阪府大阪市、以下ホワイト・ベアーホテルズ)と株式会社ホテル東館(本社:長野県下高井郡山ノ内町、以下ホテル東館)のM&A成約を支援したことをお知らせします。





M&Aの概要
ホテル東館が経営する「北アルプスを望む露天風呂の宿 ひがしだて」は、日本屈指のスキーリゾートである長野県の志賀高原に位置する老舗旅館です。1960年より家族経営で続けてきた同宿は、後継者不在の理由からM&Aによる事業存続の道を模索。2025年4月に、ホテル・旅館の運営やコンサルティング事業を手掛けるホワイト・ベアーホテルズへ事業承継をしました。




譲渡したホテル東館 竹節浩史様のコメント

ホテル東館 竹節浩史様
長野信用金庫様から事業承継による存続方法を提案いただき、ご紹介いただいたのがホワイト・ベアーホテルズ様でした。お話をする中で、代表の近藤様が古くから志賀高原と関わりが深い方であるということを知りました。また志賀高原のことをよくご存知であり、理解が深い方であるということを強く感じ、「この方に引き継いでもらえるのであれば、こんなにありがたいことはない」という思いになりました。

私が「ひがしだて」の代表として運営に携わるようになったのは、平成元年からになります。経営に関わって30年以上になるのですが、近藤様をはじめとしたホワイト・ベアーホテルズの社員様と打ち合わせを繰り返す中で、「もっとやれることがあったのではないか」と気づかされる場面がたくさんありました。



これからは、「ひがしだて」がさらにお客様に喜んでいただけるよう、私自身も「ひがしだて」の一員として、しっかり応援していきたいと思います。

譲受企業であるホワイト・ベアーホテルズ 代表取締役 近藤康生様のコメント

ホワイト・ベアーホテルズ 代表取締役 近藤康生様
当社は2024年12月に渋温泉の「小石屋旅館」を事業承継させていただきました。この旅館をオープンしたひとつの理由は、志賀高原へのスキー客の存在です。渋温泉自体がひとつの観光地ですが、できればマネジメントしやすい規模の旅館を展開したいと考えていました。そんなことを考えて「小石屋旅館」を引き継いだのですが、運営開始直後に偶然にも長野信用金庫さんから同じ渋温泉にある「ひがしだて」を紹介いただいたのです。

日本の重要なテーマとして今、地方再生が叫ばれています。地方を再生するためには、地方における要となるホテル・旅館を建て直すことが最も重要であるというのが我々の考えです。



ホテル・旅館を入り口に地方にしっかりと入り込み、地方再生を目指す、これはビジネスとしても非常にやり甲斐があります。今後も、地方再生につながるような宿泊施設の運営をしていくことを目指し、「ひがしだて」がそのロールモデルとなれればと思っています。

■長野県・志賀高原の旅館をM&Aで存続。ホワイト・ベアーホテルズが描く、地方再生の未来像
https://batonz.jp/learn/17854/

成約を支援した長野信用金庫 石坂力男様のコメント

長野信用金庫 石坂力男様
私は「事業承継をもっと身近に」「全ての方が満足のいくM&Aをご提供する」ことを使命と掲げ、これまでに約50件のM&A支援に関与してきました。後継者不在企業の事業承継支援を信用金庫が行う上では「お相手探し」に苦慮する信用金庫が多いなかで、長野県×大阪府といった異地域のマッチングを長野信用金庫が仲介し、実現できたことに大きな手応えを感じております。

また、今回は単なる「後継者不在型M&A」ではなく、今後の成長戦略実現が大いに期待できる「成長戦略型M&A」の要素も兼ね備えたマッチングであったと確信しております。



本ディールは約4ヵ月でクロージングとなっていますが、その間の条件調整に昼夜を問わず奔走し、細部まで踏み込んだディールを完成することが出来ました。また、結果的にバトンズ様と地域金融機関の連携による革新的な取り組みを実現させることができ、新たな支援の在り方を生み出すことができました。

今回の取り組みにより、対象会社及びグループの飛躍的成長を願うとともに、これからも長野信用金庫では1社でも多くの企業間のバトンリレーを実現させ、地域の発展に貢献していく所存です。

バトンズ取締役CAO 鈴木安夫のコメント

バトンズ取締役CAO 鈴木安夫
長野信用金庫様からのご相談を受け、セカンドオピニオン的立ち位置でサポートさせていただきました。本件は、金融機関特有の事情により信用金庫様が単独でアドバイザリー業務に取り組むことが難しいディールであったことから、弊社にご相談をいただいたという背景がありました。

弊社の役割は、論点整理・書類の抜け漏れ確認など、ダブルチェックを主軸としたディールクオリティの担保でした。長野信用金庫の石坂様が仲介として主導で動きつつ、黒子としてバトンズが関わるという明確な役割分担のもと進めた今回のスキームは、弊社としても初の取り組みになります。



今回のご成約が実現したことで、M&Aにおける金融機関様との関わり方について、バトンズとして新たな可能性が広がったのではないかと感じています。今後もさまざまなニーズにお応えできるよう、お客様の声に耳を傾けながらサービス改善に努めてまいります。

M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」について
「誰でも、どこでも、簡単に、自由に、M&Aができる社会を実現する」ことをビジョンに掲げ、あらゆる会社/事業のバトンタッチを実現しています。M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」は、専門家サポートとDXを組み合わせた最先端のM&A支援サービスの提供により、累計成約件数・総登録案件数・成約件数において業界シェアNo.1※のM&A・事業承継支援プラットフォームです。
※M&Aプラットフォーム市場における累計成約件数・総登録案件数・成約件数2021~ 2023年度(見込値を含む) No.1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所 2023年発刊「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2023年版】」 (mic-r.co.jp)

会社概要
会社名 : 株式会社バトンズ
所在地 : 東京都中央区築地3-12-5
設立 : 2018年4月
資本金:1億円
代表取締役CEO: 神瀬悠一
事業内容 :インターネットを利用したM&Aマッチング/経営コンサルティングウェブサイトの企画、制作、運営及び管理/M&Aに関する各種教育
会社HP:https://batonz.jp/company
M&A総合支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」:https://batonz.jp/

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