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松本で映画「幸せの経済学」上映-「地域ならではの暮らし」考えるきっかけに

「幸せの経済学」チラシ

「幸せの経済学」チラシ

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 松本・里山辺の「ブックパッカーのアンテナサイト」(松本市里山辺、TEL 0263-88-3787)で5月22日、ドキュメンタリー映画「幸せの経済学」の上映会が行われる。

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 同作品は「本当の豊かさとは何か」を問いかけるドキュメンタリー映画。ヒマラヤの辺境・ラダックを舞台に、約30年前まで外国人立ち入り禁止地域だった場所に欧米の消費文化が流れ込み、グローバリゼーションが進んだことによって起きた「伝統的な暮らしの崩壊」を描く。

 国際生物多様性デーである同日、同作品の配給・宣伝を担当している「ユナイテッドピープル」(千葉県いすみ市)は全国100カ所で上映会を行う。同会場は、その一つ。

 主催する「ソラトキ」(東筑摩郡山形村)の前田和樹さんは今年2月、東京で行われた同作品の試写会に参加。「とてつもなく大きな問題で、不安を感じずにはいられなかった。『グローバル経済』と言われるとちょっと難しく感じる人もいるかもしれないが、例えば地産地消や地域活性化など、何らかのかたちで活動をしている人たちがこの映画を通じてつながることができると思った」と話す。

 22日の同時上映会は、県内の大町市、上田市、諏訪郡原村でも開催を予定。「県内の少し離れた市町村の方からもお申し込みを頂いている。この地域の山、川、森…自然の美しさ、豊かさを見つめ直すことでこの地域独特の生活スタイルや文化を創造できると思う。そんなことを話し合えるきっかけになれば」と前田さん。

 開場18時30分、上映開始19時。上映後、1時間ほど参加者同士のディスカッションを予定する。参加費1,000円+会場代500円(カンパ制)。申し込みはメールで前田さん(kazuki49.358@gmail.com)まで。

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