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長野と沖縄の地域ブログがコラボおやき-ネットを使い商品開発

琉球おやき(左からソーキ、紫芋、卯の花・青パパイヤ、タコミートライス、野沢菜・ゴーヤ)

琉球おやき(左からソーキ、紫芋、卯の花・青パパイヤ、タコミートライス、野沢菜・ゴーヤ)

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 長野県の地域ブログ「ナガブロ」を運営する「ウェブエイト」(松本市神田1)と、沖縄で「てぃーだブログ」を運営する「てぃーだスクエア」(沖縄県浦添市)は5月14日、共同開発した「琉球おやき」の販売を始めた。

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 両社は昨年7月に「インターネット姉妹都市宣言」を行い、地域ポータルサイト同士を連携。両サイトで相互の県内のクチコミ情報を掲載したり、イベントを動画配信したりするなど、情報連携を図ってきた。「商品開発は宣言した直後から『一緒に作ろう』と話していたもの。互いに郷土食をピックアップした中で、おやきを選んだ」と「ウェブエイト」の草間淳哉社長。「主にスカイプでやりとりをしてきた。距離があってもインターネットを使ってつながることができる」と話す。

 両サイトのブロガーの意見も取り入れ完成したのは、沖縄のゴーヤと野沢菜炒めを組み合わせた「野沢菜・ゴーヤ」、青パパイヤを使った「卯の花・青パパイヤ」をはじめ、「ソーキ」「タコミートライス」「紫芋」の5種類。「環境も食文化も違うので味の面では苦労したが、『おやきのイメージを超えたおやき』になった」と自信を見せる。

 14日には松本駅前でPRイベントを行い、300個を無料配布した。「『ソーキ』『紫芋』は人気があり、早々になくなってしまった」。珍しいおやきに、各種を試したり、具について尋ねたりする人もいたという。

 「沖縄と長野のように離れていても一緒に面白い商品が作れる。インターネットを上手く使うことで、人と人とがつながることができた」と草間社長。現在、販売はネット通販のみだが、「今後は土産物店や、道の駅などでも購入できるようにしていきたい」と話す。

 価格は、5種類を1つずつ入れたお試しセット=1,100円(購入は1回限り)、10個入り2,300円など。

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