金森実業(東京都港区)は12月25日、「松本ウエルトンホテル」(松本市渚2、TEL0263-37-8215)内にイタリアンレストラン&バー「Castello(カステーロ)」をオープンした。
同社はビジネスホテル再生事業を展開しており、全国的に観光地として検索数の多い松本市に注目し、同ホテルの再生事業の一環として、日本懐石料理を提供していたダイニングスペースを、宿泊者だけでなく一般客も利用できるイタリアンレストラン&バーへと再生した。
グランドメニューは25種類以上を用意。「マルゲリータ」(900円)をはじめ、「マリナーラ」(700円)など、メーンであるピザは石窯で焼き上げる本格派で、ナポリピザの特徴であるモチモチの「額縁(コルニッチョーネ)」を作るために、一つ一つ職人が手で延ばして作っている。そのほか、前菜は「ぷりぷりエビとアボカドのサラダ」(800円)、パスタは「モッツアレラの糸ひきボロネーゼ」(1000円)が「人気」だという。信州サーモンを扱ったメニューも考案中。
当日仕入れた新鮮素材で作る「お薦め」メニューは店舗外にある黒板でチェックができる。野菜は農薬を一切使わない安曇野市の農場の物を使用。素材へのこだわりがうかがえる。席数は24席で、ガーデンスペースも設ける。
「ビジネスホテルの利用者は男性が多いが、女性でも利用したくなるような店づくりを心がけた。『ホテル内のレストラン』という扱いだけでなく、ガーデンスペースもあるので、パーティーや2次会などにも利用してもらえたら」と同社の多久島惠美さんは話す。
営業時間は18時~24時。パーティーなどの場合、前日までに要予約。