県営松本空港(松本市)に就航するフジドリームエアラインズ(FDA、静岡県牧之原市)は10月16日、今月から路線投入する4号機のお披露目を同空港で行う。
同社の飛行機(ERJ-170・175型機)は、1機ごとに色が異なる「マルチカラーコンセプト」を採用。1号機(レッド)、2号機(ライトブルー)、3号機(ピンク)に続く同機は、今年6月にホームページ上で緑、オレンジ、青、紫、グレーの5色から人気投票を行った。地元では今季JFLに昇格した松本山雅F.C.のチームカラーである緑色を推す声が多く、菅谷昭松本市長ら県内関係者からも「山雅カラー」を望む声が上がっていた。7月、同社は投票の結果を考慮し、「山雅カラーや静岡県特産のお茶の葉に通じる」と機体色を緑に決定した。
12日は一足早く、静岡空港(静岡県牧之原市)でお披露目が行われた。「静岡のお茶、信州の山々をイメージする緑色。31日から新設する松本-静岡線の象徴的なカラー」(広報担当者)。同機は17日から路線投入し、18日には松本線での運行も予定する。
同機は16日10時15分ごろに同空港に到着予定。45分程度のデモフライトを2回(11時~、14時15分~)行い、15時45分ごろには静岡空港に向けて出発する。同空港の無料展望台などからも見ることができる。