松本パルコ前・花時計公園(松本市中央)で8月20日、「松本サマーフェスト2010」が始まった。
開催は昨年に続いて2回目。昨年は10日間で約3万人の来場者があった。今年は10日間で延べ25店が出店。1,000席ほどを用意する。
ビールは本場ドイツの「エルディンガー・ヴァイスビア・デュンケル」をはじめ、「穂高地ビール」「富士桜高原麦酒」などの地ビールなどを取りそろえる。各種ビールはすべてグラスで提供。「昨年は一部紙コップのものあったが、今年はすべてグラス。環境に配慮してゴミを減らす目的もあるが、『本場の味』をおいしく飲んでもらいたいので」と実行委員長の山村和永さん。
料理は、「ジラソーレ」「アルセーバ」「エスタジ」などイタリア料理店や「豚さん食堂」「食海」など地元の料理店がメーンで出店。松本市内のラーメン店「寸八」「凌駕」「おおぼし」「ひづき」の4店は、「松本ラーメン団」として日替わりでオリジナルラーメン(700円)を提供する。FDA就航記念として「北海道ブース」も登場。「ジンギスカン」(600円)や「特上うに丼」(3,150円)など北海道の味覚が堪能できる。
期間中はライブやイベントを開催。21日は沖縄と静岡の浜松をつないでライブ中継を行うイベント「扇子・日和」を行う。28日は「松本ミュージックフェスティバル(MMF)」の「ウクレレステージ」としてステージでライブを開催、10組が演奏を予定している。
同イベントの前身「オクトーバーフェスト」から数えると今回が4回目の開催となる。「地域を元気にしたいという思いは変わらない」と山村さん。今年は出店する飲食店ブースの人たちが委員会を立ち上げ、「地元の食材にこだわり、地域色を出していこう」「店の味を再現して、店の味を知ってもらう機会にしよう」という方針を決めたという。「自分たちのイベントなんだ、というムードが生まれた。このイベントが飲食店同士や、地域の皆さんと連携するきっかけになれば。『食』を通じて地域の活性化をしていきたい」と意欲を語る。
開催時間は、平日=17時~21時、土曜・日曜=11時~21時。今月29日まで。