安曇野市の観光スポット「安曇野の里」（安曇野市豊科南穂高）で1月31日まで行われていたイルミネーション企画「Azumino光のページェント」がバレンタインデーの2月14日、一夜限りで復活する。

　同所は、「ビレッジ安曇野」「あづみ野ガラス工房」などの施設が集まる安曇野市の観光スポット。宿泊施設で日帰り温浴施設も運営する「ビレッジ安曇野」が、同所の敷地約2ヘクタールを使いイルミネーションイベントを展開している。飾り付けを行う実行委員会は、地元の消防団員をはじめ20～40代の市民ボランティアで構成。使用する電飾や備品の購入には主に企業や個人からの協賛金や来場者からの募金、メンバーの負担などでまかなわれている。4回目の開催となる今季は約4万人が訪れた。

　イルミネーションには約8万個の電球を使用。1,500個のペットボトルを使って作り上げたツリーや長さ10メートルに及ぶ「光のトンネル」、さまざまなキャラクターや動物をかたどった立体のイルミネーションなどが幻想的な雰囲気を作り出す。今回の企画で今シーズン最後の点灯となる。

　「Azumino光のページェント開催中、バレンタイン一夜限定でもう一度点灯させようという案が出ていた」と実行委員会の赤羽祐樹さん。「多くの人に来てもらえたし、感想を書き込むノートにもたくさんの温かい声をもらった。特別な日に、ぜひもう一度見に来てほしい」とも。

　点灯時間は17時～23時。入場無料。問い合わせは「ビレッジ安曇野」（TEL 0263-72-8568）まで。