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松本のレストラン「どんぐり」リニューアル 岡谷の企業が承継、店名と味残す

店内の様子

店内の様子

 松本駅近くのレストラン「どんぐり」(松本市中央1、TEL 0263-35-9505)が3月11日、リニューアルオープンした。

ディナータイムのメニューにはメッセージも

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 同店は1954(昭和29)年創業。浅田修吉さんが父の正夫さんから店を引き継ぎ、「名物店主」として40年以上切り盛りした。浅田さんは以前から65歳を「定年」と考えており、駅前の環境の変化や自身の体調なども踏まえた事業承継を2023年、松本信用金庫に相談。複数の企業が名乗りを上げていたという。

 経営を引き継いだのは諏訪のカフェレストラン「HOLZ(ホルツ)」などを手がける「デライト」(岡谷市)。内装もメニューもそのまま受け継ぐ。同社社長の横山隼人さんは「これまでの歴史に敬意を込めて、できる限りのことをしていきたい」と話す。

 ランチタイムは、サラダとライス、スープが付く「目玉焼きのせハンバーグ」(1,260円)や「ハンバーグと山賊焼き」(1,430円)などを用意。「温玉のせ鉄板ナポリタン」(1,150円)、「デミソースのオムライス」(1,370円)、「ミックスピザ」(1,480円)などもある。夜はライスとスープが付く「煮込みハンバーグ」(1,815円)のほか、ホワイトソースをかけたハンバーグをのせる「ロシアンスパゲッティー」(1,595円)など。浅田さんが子どもの名前を付けた「けんたろうスパゲッティ」「ひかりのオムライス」も変わらず提供する。

 横山さんは諏訪市出身。「高校時代は休日、松本パルコに行って、どんぐりでご飯を食べるのが定番コースだった」と振り返る。浅田さんは当初、店名を受け継いでもらうことは考えていなかったというが、「松本で長く愛されている店の名前と味を残したい」という横山さんからの申し出を受け入れる形で承継が決まった。年明けから、同社スタッフがキッチンとホールに入り、準備を進めてきた。

 リニューアルオープンして1カ月。現在は週に2日の定休日を設け、席数を減らして営業しているが、スタッフが慣れてくれば営業日を増やすなどして、より多くの人に利用してもらえるようにしたいという。横山さんは「まずは常連客の皆さんに認めてもらえるようなサービスを目指したい。いずれは『ホルツ』のスイーツなども増やして、より幅広い層に楽しんでもらえる店にしていければ」と意気込む。

 営業時間は、11時~15時、16時30分~21時。水曜・木曜定休。

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