「松本スマートドリンキングプロジェクト」のキックオフイベント「スマドリセミナー&試飲パーティー」が3月9日、松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)で開かれた。
同プロジェクトは、市民との協働で健康産業創出を目指す一般財団法人「松本ヘルス・ラボ」(同)と「スマドリ」(東京都)が2月13日に発足。お酒を飲む人も飲まない人も楽しめる新しい生活文化「スマートドリンキング(スマドリ)」を町づくりに生かし、地域の人々の健康増進と経済活性化を目指す。
当日は、およそ50人が参加。「スマドリセミナー」では、アサヒビールの縣祐一さんが登壇し、アルコールを摂取した時に起こる体の変化や、飲酒量の目安について説明した。参加者に配布したアルコール体質試験パッチの結果を確認する場面も。ノンアルコール飲料を上手に活用することで、飲酒量は減らせるとし、お酒を上手にたしなむための3つのキーワード「飲み方をデザインし、コントロールすること」「ペースは人それぞれ。尊重し合える場をつくること」「楽しさとお酒の量は関係ない」にまとめた。
その後の試飲パーティーでは、ノンアルコールビールやカクテルが、山賊焼きや松本一本ねぎなどの料理と共に振る舞われた。バーテンダーによる実演では、カラフルな層を成すカクテルなどを提供。参加者はノンアルコールでの交流を楽しんだ。
スマドリの元田済さんは「普段、お酒をよく飲む人にもノンアルの良さを知ってもらい、飲まなくても楽しいと感じられる場をつくっていきたい」と話す。今後は、松本らしい料理と合うオリジナルのノンアルコールカクテルの開発も予定する。「健康増進だけではなく、地域経済の活性化にもつながる事例として展開できるよう、進めていきたい」とも。