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綿半塩尻店に保護猫譲渡施設「もふもふ塩尻」 地域の保護団体と連携して常設

常時10~20匹ほどの保護猫が過ごす。「常設することでより多くの方に保護動物のことを知ってもらいたい」とも

常時10~20匹ほどの保護猫が過ごす。「常設することでより多くの方に保護動物のことを知ってもらいたい」とも

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 綿半スーパーセンター塩尻店(塩尻市広丘野村)内に、保護猫の譲渡施設「もふもふ塩尻」が2月22日、オープンした。

ペットショップとしていたスペースを改装

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 これまでペットショップとしていた12坪ほどのスペースを改装。常時10~20匹ほどの保護猫が過ごし、引き取り希望者とつなぐ「出会いのスペース」を設ける。利用料は30分700円で、1回の定員は8人。保護猫活動に取り組む一般社団法人「もふもふ堂」(松本市)が運営し、猫の世話や譲渡に必要な手続きなどを行う。営業時間は11時~17時。火曜定休。

 ペットクリニックとペットサロン・ホテルも新設。クリニックは毎週日曜、綿半ホールディングス(飯田市)が2023年にグループ化した「小諸動物病院」(小諸市)から派遣された獣医師が、健康相談を受け付ける。サロン・ホテルは予約制。

 オープンに合わせ、塩尻店ではペット用品を拡充。同法人が運営するシェルターで与えているフードと同じブランドを取りそろえた。同社バイニングユニット・ペット&ファーマシーセクションバイヤーの君島雄貴さんは「困った時に相談できるような体制を目指した。地域の皆さんと共に、保護動物を救う活動を広げていきたい」と話す。

 同社では2023年から地域の保護団体と連携して譲渡会を開催。店舗を順次増やし、現在は14店舗で定期的に行っている。「塩尻店では1年ほど続けていくうちに、認知度も上がり、ボランティアを申し出てくれる人も出てきた」と君島さん。ペット用品の売り上げが増えるという好循環も生まれているという。

 君島さんは以前勤めていた会社で2018(平成30)年ごろから、保護動物を地域の問題として捉え、さまざまな取り組みを行ってきた。自身も実家で猫を飼っていたというが、「バイヤーになって初めて知ることばかりだった」と振り返る。前職の上司に声をかけられて昨年8月、同社に入社。「動物との出合いとして、生体販売ではなく、保護動物を迎えるという選択肢を提案したい」と準備を進めてきた。

 同店をモデルとして、横展開も視野に入れる。「今後もペットの現場で形にしていきたいことはたくさんある。ペットと楽しく暮らす機会の提供に努めたい」とも。

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