松本山雅FCが1月12日、キッセイ文化ホール(松本市水汲)でシーズン新体制発表会を開き、石崎信弘監督やコーチ陣と選手が今シーズンの意気込みを語った。
例年行われていたまつもと市民芸術館が改修工事中のため、同ホールで開催された新体制発表会。ユニホーム姿のサポーターや、タオルを手にしたサポーターなど約2000人が詰めかけ、熱気に包まれた。
昨シーズンはJ3で15位というチーム過去最低の成績。小澤修一社長は、新監督や新加入の選手と共に「戦う集団」をつくるとし、「見ていて応援したくなるチームをつくり上げ、地域に明かりをともすことを考えながら歩みを進めていく」と力を込めた。
スローガンの発表では、エクセラン高校美術部の生徒が黒板アートを描く様子が映し出された。スローガンは「One Soul サイコウ」。再び勢いを取り戻す「再興」、関わる全ての人が「最高」と言えるクラブを目指してその先の「最高」をつかみ取る、さらに3月の利用再開に向けて復旧工事を行っているサンプロアルウィンに「さあ、行こう」という意味を込めたという。
選手・スタッフ紹介では、緑色のペンライトが揺らめく会場から1人ずつ登壇。宮部大己選手は「昨年の悔しい思いを晴らす」、樋口大輝選手は「口だけではなく強い覚悟を持って挑む」と決意を表明。新加入の白井達也選手は「J3で優勝するためにこのクラブに来た」、井上愛簾選手は「松本から世界に羽ばたきたい」と意気込んだ。
質問コーナーでは、新加入選手に入団を決めた理由とクラブの印象を聞いた。「山雅はこのカテゴリーにいるチームではない。自分が(J2に)上げたい」(上林豪選手)、「サポーターが熱いイメージがあり、そこでプレーしたいと思った」(小田逸稀選手)と答えた。7年目で最古参となる村越凱光選手からは「苦しいときはサポーターを見て、声援で奮い立とう」というアドバイスもあった。
最後に石崎監督は「戦う、走る、球際で負けない、最後まで諦めないという強い気持ちを持って戦っていきたい」と宣言し、「応援するのではなく、私たちと共に戦っていきましょう」と呼びかけた。
今年は秋春制移行に伴う特別大会「明治安田J2・J3百年構想リーグ」を2月~6月に開催。J2・J3全40クラブが4地域グループに分かれてリーグ戦を行い、その後プレーオフで最終順位を決定する。昇格・降格はない。開幕戦は2月7日、RB大宮アルディージャとアウェーで、ホーム開幕戦は3月7日、北海道コンサドーレ札幌と対戦する。