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松本・中町の老舗旅館内にカフェ「ティートタン」 カジュアルな「和朝食」を

山内さん(左)と塩見さん

山内さん(左)と塩見さん

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 朝食をメインに提供するカフェ「TEA TOTIN(ティートタン)」が4月25日、松本・中町の「ぬのや旅館」(松本市中央3)内にオープンした。

2つのおにぎりのうち、1つは5種類から選べる「おにぎりのさら」

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 昭和初期に建てられた木造3階建ての本館と2階建ての離れ、大正時代の蔵を持つ同旅館。同店がオープンしたのは、1階にある8坪ほどのスペースでテーブル10席を用意する。

 「おにぎりのさら」(1,400円)にはおにぎり2つと汁物、日替わりの総菜5種類ほどが付く。おにぎりのうち1つは、5種類から好きなものを選べるようにした。「たまごトースト」(1,200円)はオープンサンドで、総菜とスープが付く。ほかに、「味噌(みそ)バナナブレッド」(770円)や「自家製グラノーラ」(600円)も。ドリンクは、東京・銀座の「BONGEN COFFEE」の豆を使ったコーヒー(500円)や、紅茶(550円)、緑茶(900円)などを用意する。

 店主の山内ゆかりさんは松本市出身。高校卒業後に上京してからはずっと東京で暮らしていた。昨年8月、お茶を使った焼き菓子の販売を始め、オンライン販売やイベント出店を行ってきた。「外に出て、生まれ育った町の良さを再認識した。ぼんやりと、いつかは松本で店を構えたいと思うようになった」と振り返る。

 同旅館は一昨年の夏から段階的にリノベーション工事を進め、客室は和モダンな印象に整備し、蔵はシャレータイプの一棟貸しに改装した。同スペースでは、昨年5月から朝食専門店「note(ノート) matsumoto」が営業していたが、年末に移転することが決まり、新たな入居者を募集。リニューアル後の同旅館に足を運んでいた山内ゆかりさんが応募し、同カフェを運営することになった。同旅館オーナーの塩見透さんは「単に貸すのではなく、一緒に営業していくパートナー。山内さんなら間違いないと思って決めた」と話す。

 中町通りという場所柄、宿泊客の多くは外国人観光客が占めることから「カジュアルな和食」をコンセプトにした。「私が作る料理は、祖母や母に教わった家庭料理。特別な物ではなく、普段食べているような物を、気軽に楽しんでもらえらば」と山内さん。実際に料理について聞かれることも多く、翻訳ソフトを駆使しながら説明しているという。「松本を訪れた方々とコミュニケーションを重ねて、互いの魅力を知る場にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は7時~10時。月曜・火曜定休。

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