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松本で「まちなかダンスフェス」 32組、270人がストリートダンスの魅力伝える

M'sHIP(松本美須々ケ丘高校ダンス部)のパフォーマンス

M'sHIP(松本美須々ケ丘高校ダンス部)のパフォーマンス

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 ストリートダンスを楽しむ「まちなかダンスフェス」が4月27日、松本・信毎メディアガーデン(松本市中央2)屋外広場スクエアで行われた。

ヒップホップやブレイキン、ジャズなど多彩なダンスを披露

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 県内のダンスチームや高校の部活動、個人で活動する人など、32組、約270人が出場。5歳から50代まで幅広い年代のダンサーが、ヒップホップやブレイキン、ジャズなどさまざまなダンスを披露した。技が決まると観客からは大きな拍手と歓声が上がり、通りかかって足を止める人や、スマホで動画を撮影する人の姿も見られた。

 主催の長野県ストリートダンス普及協会(NSDA)による、ストリートダンスの体験企画「まちなかダンスレクチャー」も開催。松本市出身のシンガー・ソングライター高橋あず美さんが手がけたNSDA公式テーマソング「SONOMAMA」に合わせて踊った。

 開催は4回目。普段ダンスをあまり見ない人にも知ってもらえるようにと、街中の野外を会場として、ゴールデンウイークの時期に行っている。NSDA代表理事を務めるプロダンサーのちびゆりさんは「ダンサーと観客の皆さんの一体感が生まれて良かった」と話す。

 NSDAは2022年2月、ちびゆりさんが県内を中心に活動するプロダンサーのCHOPPA→(チョッパー)さん、Azsaさんと設立。イベントのほか、県内の小中学校での出張授業など、ストリートダンスの普及に努めている。昨年4月には信毎メディアガーデンのスタジオで「LINK UP! DANCE SCHOOL」を開始。現在はフレイル予防を目的とした高齢者向けの「健康ディスコ」や、幼児から高校生までクラス分けをした子ども向けのレッスンを行っている。ちびゆりさんは「これからもダンサーが輝ける場所、ダンスの魅力を伝える機会をつくっていきたい」と意気込む。

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