
松本市内は3月15日未明から雪が降り続き、国宝・松本城(松本市丸の内)では開花した梅に雪が積もった。
15日夜から降り始めた雨が、未明から雪交じりになり、昼過ぎまで降り続いた。市内の積雪は7センチ。春先に多い、重く湿り気のある「カミ雪」で、重い雪に苦労して雪かきをする人の姿も見られた。
国宝松本城では、天守の屋根や石垣に雪が積もった。訪れた観光客は、予想外の雪に驚きながらも、雪化粧をしたお城を撮影していた。公園西側の梅園では6日、昨年より1カ月遅く梅の開花が確認されたが、咲き具合は1割程度。紅梅と白梅、計24本が植えられているが、つぼみのままの枝も多い。
県営松本空港を発着するフジドリームエアラインズ(FDA)の定期便は、午前中に松本空港を発着する便を中心に計6便が欠航した。サンプロアルウィンで予定されていた松本山雅のホーム開幕戦、対AC長野パルセイロの「信州ダービー」も中止となった。代替日は現時点では未定。