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松本で学生主体のイベント「ジュウシン」 市の「若者チャレンジ」活動報告も

「人との出会いから世界を広げたいという中高生、大学生に足を運んでもらいたい」と手塚さん

「人との出会いから世界を広げたいという中高生、大学生に足を運んでもらいたい」と手塚さん

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 松本市内の学生らが中心になって企画したイベント「ジュウシン~中信をぶち上げるまちの学園祭~」が3月23日、松本市立博物館(松本市大手3)で行われる。

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 当日は、「若者チャレンジカンファレンス」(11時30分~13時)とトークセッション(14時~15時)、「学生と地域のGOHAN会」と題した交流会(18時~)を行う。

 カンファレンスでは、市の令和6年度若者チャレンジ応援事業で補助を受けた団体が登壇。回遊性を高めるスタンプラリーを実施した「松本市魅力発信委員会」や、上高地線を活用した謎解きイベントを開いた「上高地線活性化プロジェクト」など7団体が活動について発表する。トークセッションでは、いずれもまちの学園祭実行委員会メンバーで、飯田高校3年の宮下あかりさんと長野美術専門学校2年の太田優海さんが対談する。

 学生のチャレンジショップや、地元の店舗によるブースも用意する。アクセサリーなどの販売や、似顔絵の作成、ギターや足つぼの体験など。キッチンカーも出店する。

 開催は昨年8月に続いて2回目。実行委員会代表で松本大学3年生の手塚琉盛さんは「活動を通じて、学生や社会人、協力してくれる団体とのつながりが増えた。前回よりもパワーアップしたイベントにしたい」と話す。

 実行委員会は約10人で、市内外の大学生を中心に、高校生も参加している。一度社会人になってから大学に入り直した人や、休学してさまざまな挑戦をしている人など、個性的な人が多いという。

 手塚さんは「ジュウシン」をはじめ、今後もさまざまな企画を展開していく予定。3月15日には「若者が活躍できる居場所を一緒に考えよう!」と題したワークショップ(実行委員会共催)を「33GAKU(サザンガク)」(大手3)で開く。「若者の『やりたい!』という思いに人は集まる。『学生だからできない』と思っているのはもったいない。学生と社会人、企業などがつながることで、新たな可能性を生み出していければ」と意気込む。

 開催時間は10時~16時。入場無料。交流会は18時~20時で、社会人=2,000円、大学生=1,000円、高校生以下は無料。参加はウェブで受け付ける。

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