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松本・今井に「かっぽう はじめ」 刺し身や炭火焼きで旬の食材を

「旬の食材をゆっくり楽しんでもらえれば」と赤羽さん

「旬の食材をゆっくり楽しんでもらえれば」と赤羽さん

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 日本料理店「かっぽう はじめ」(松本市今井下新田、TEL 0263-50-5739)がオープンして間もなく3カ月がたつ。

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 店舗面積は約25坪。席数はカウンターと小上がり合わせて30席。調理の様子が見えるようにと、カウンターキッチンを備え、天板には木曽ヒノキの天然木を使って明るい印象に仕上げた。

 旬の魚介や野菜を用いて、刺し身をはじめ、炭火焼き、揚げ物などを提供する。現在は「お出汁(だし)でいただく鱧(はも)のしゃぶしゃぶ」(1人前1,500円、2人前から)や、サンマやアユの塩焼き(620円~)、「シイタケのバターしょうゆ」(550円)などを用意。予約でコース料理にも対応する。

 アルコールは県内外の日本酒をはじめ、生ビール、松本ブルワリーのクラフトビール、焼酎、ハイボール、サワーなどをそろえる。店主の赤羽享さんは「この辺りで扱っている店が少ないハモは、10月いっぱいくらいは楽しめると思う。食事もお酒も、旬の物を味わってもらえれば」と話す。

 赤羽さんは松本市出身。高校卒業後に上京し、日本料理店で6年ほど勤めた。「父がフランチャイズのラーメン店を営んでいることもあり、自分もいずれ店を持ちたいと思っていた。毎日食べても飽きない味を追求したいと考え、和食を選んだ」と振り返る。コロナ禍でUターンし、開業に向けて準備を開始。父の勧めもあり、実家の近くに戸建てを新築したという。

 店名は、初志貫徹の意味を込めて付けた。「お客さんの笑顔を見るのが何よりうれしい。市街地からは離れた場所だが、足を運んでもらえれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~22時。日曜定休(3連休の場合は月曜休み)。

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