居酒屋「信州松本アルプス食堂」(松本市深志1、TEL 0263-88-5123)が松本駅近くに4月8日、オープンした。
店舗面積は約30坪。テーブル席とカウンター席合わせて60席を設ける。運営は、「伊那まちはしば」や、「信州上諏訪アルプス食堂」などの飲食点を手がける「はしばコーポレーション」(伊那市)。
信州産の食材を使ったメニューや、各地の名物料理をメインに提供。馬のもつを煮込んで作る伊那のローカルフード「おたぐり」(660円)をはじめ、「信州福味鶏 山賊焼き」(550円~)、「野沢菜天ぷら」(550円)、「高原アルプス ベビーサーモンフライ」(759円)などを用意する。中川村産の鹿肉を使った「鹿春巻き」(660円)、「鹿メンチカツ」(770円)などのジビエ料理も。事業統括を担当する細川孝善さんは「今後、松本にちなんだメニューをさらに増やしていきたい」と話す。
ほかに、1合から提供する「土鍋ごはん」(1,045円~)や、「葉わさび」「いぶりがっこ」(以上550円)なども用意。アルコールはビールやウイスキー、焼酎、ワインなど幅広くそろえ、「伊那日和ペールエール」(850円)や、ほんのり蜂蜜の甘さを感じるという高遠産の「FIONA」(870円)、「穂高ビール」(890円)などもある。
松本への出店は初めて。「大衆的で気軽に来られるイメージにしたい」と、店名に食堂を入れた。「平日は1人でゆっくり飲む人が増え、週末は家族連れの来店も多い。気軽に足を運んでもらえたら」とも。
営業時間は17時~23時(土曜・日曜は15時~)。