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松本・巾上に「オステリア マルバローザ」 イタリア郷土料理とワイン、気軽に

落ち着いた雰囲気の店内。「気軽にお酒を飲みに来てほしい」とオーナーシェフの理さん

落ち着いた雰囲気の店内。「気軽にお酒を飲みに来てほしい」とオーナーシェフの理さん

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 ワイン酒場「Osteria Malvarosa(オステリア マルバローザ)」(松本市巾上3、TEL 0263-87-3310)が松本駅アルプス口(西口)近くにオープンして2カ月が過ぎた。

店舗外観 

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 オーナーシェフの水野理さんと妻のかな子さんが切り盛りする。昨年11月に閉店したどら焼き専門店を居抜きで使用。店内のテーブルや照明などはそのままに、壁はしっくいで塗り直した。店舗面積は1階と2階合わせて10坪。カウンター席とテーブル席合わせて18席を設ける。

 イタリア・トスカーナ地方の伝統調理法で提供する「本日のお魚」(2,000円)や「信州プレミアム和牛」(3,000円)などは、手作りの炉でまき火を使って焼き上げる。ほか、パンに付けて食べる「鶏レバーのクロスティーニ」、ベネチアの定番料理「いわしのサオール」(以上680円)などを用意。「エビとアスパラのトラパネーゼリングイネ」「タリアテッレボロネーゼ」(以上1,500円)などのパスタや、「アッフォガート」(580円)、「りんごジャムのクロスタータ」(680円)などのデザートもある。

 ワインもイタリア産が中心。「本日のグラスワイン」(650円~)は、赤と白、スパークリングを提供する。生ビール(580円)や、カンパリソーダ、アーモンド風味のリキュール「アマレット」を使ったカクテル(以上700円)も。

 理さんは長年、飲食業に従事し、2011(平成23)年には単身イタリアへ。フィレンツェで郷土料理を学び、翌年帰国。2016(平成28)年に働き始めた東京のワイン酒場で、松本出身のかな子さんと出会い、結婚した。

 以前から、自分たちの店を持ちたいと考えていたという2人。昨年6月に松本に移住し、物件を見つけてオープンした。かな子さんは「駅の西側で落ち着いた雰囲気。隣がホテルなので、出張中の方も立ち寄ってくれる」と話す。理さんは「地域に根付いた店にしていきたい。居酒屋のように、気軽にお酒を飲みに来てほしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は18時~21時30分(ラストオーダー)。不定期でランチ営業も行う。日曜定休。

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