冬の祭典「国宝松本城氷彫フェスティバル2024」が1月26日、開幕した。
今年は「未来」「躍動」がテーマ。松本城公園では、全国から13チーム26人が参加する「全国氷彫コンクールチャンピオンシップ」(制作=27日17時から、展示=28日早朝~15時ごろ)を開催。作品は完成後、早朝にライトアップする。
27日、28日は同公園でステージイベントを行う。熊本県の「くまモン」や滋賀県彦根市の「ひこにゃん」など全国のゆるキャラが集結。「松本まちなかアートプロジェクト」とコラボした大道芸やジャズパフォーマンスもある。4年ぶりに「ジャンボ滑り台」が復活するほか、氷を削ってインクを流し込んで作るアイスフラワーのワークショップなど、子ども向けの体験イベントも用意。外堀大通りの北側には、キッチンカーが出店する。
期間中は、松本駅前広場、市美術館、中町・蔵シック館、千歳橋に氷像を設置する。花時計公園では、制作歴がおおむね5年未満の若手が技術を競うプレイベント(制作=26日14時から、展示=同20時から)を行う。
市観光プロモーション課は「技術を競うチャンピオンシップから子ども向けの体験イベントまで、幅広い層が楽しめるので、多くの人に足を運んでほしい」と呼びかける。
制作や展示の時間は気候によって変わるため、若干前後する可能性もある。