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松本のギャラリーカフェで「台所展」 料理が楽しくなる調理用品や布ものなど

調理用品から布もの、カゴや本など多彩に展開

調理用品から布もの、カゴや本など多彩に展開

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 台所雑貨を集めた企画展「台所展13」が現在、松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催されている。

食がテーマのレシピ本やエッセイ、絵本などが並ぶ

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 出展はようさん工房(布もの)、本・中川(本)、ninjinsan(古道具)、松野屋(荒物雑貨)など。ボウルやスキレット、ピーラーなどの調理用品のほか、皿やカトラリー、布巾、食にまつわる本などが並ぶ。同ギャラリーの熊谷幸枝さんが古道具店や問屋で買い付けたものも。

 ようさん工房はエプロンやコースター、鍋つかみなどを出品。薄い青色の綿麻生地を使ったエプロンはベーシックタイプのほかにVネックやUネック、スモック型もある。新作のカシュクールタイプは白衣のような形で胸ポケットには同工房のイニシャルを刺しゅうした。熊谷さんは「私もエプロンを愛用しているが、一日着ていても全然肩が凝らない。ワンピースみたいなので外で着てもかわいい」と話す。

 本・中川は、食をテーマに、信州の発酵食を紹介する本や加藤休ミさんの絵本のほか、レシピ本、エッセイなどをセレクトした。「本を見ながら道具を見ているとおなかがすいてくる」と熊谷さん。

 ninjinsanは昭和の鍋ややかん、食器などを用意する。中には「やかんぶそくのそこのあなたへ」「デッドストックやったぜ!!未使用!!!!」といったユニークなシールを貼ったものも。松野屋のアイテムは国内外の暮らしの道具が中心。新潟県の「ワラ鍋敷」や大分県の「竹の鬼おろし」のほか、インドのメジャーカップやブルキナファソのストローバスケットなどもある。

 2011(平成23)年から開催している同展は今回が13回目。定番のものは残しつつ、毎年新しいものを取り入れて、新鮮な気持ちで見られるようにしているという。熊谷さんは「料理は面倒くさいこともあるけど、本を見たり新しい道具を買ったりしたら台所に立つのが楽しくなると思う」と笑顔で話す。

 価格は、エプロン=6,500円~、コースター=400円、「ワラ鍋敷」=2,200円など。営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。2月26日まで。

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