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松本パルコで「紙博」初開催へ 多彩な紙もの集結、参加企画も充実

ラッピングした紙ものを持ち寄り、棚から選んで交換する「紙ものお裾分けっこ」も

ラッピングした紙ものを持ち寄り、棚から選んで交換する「紙ものお裾分けっこ」も

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 紙製品を一堂に集めたイベント「紙博 in 松本」が12月17日・18日、松本パルコ(松本市中央1)6階特設会場で開かれる。主催は手紙社(東京都調布市)。

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 文具メーカー、印刷会社、イラストレーターなど、紙にまつわる作り手27組が出展。ノートやポストカードなどの紙もの雑貨を中心に、はんこやシール、マスキングテープ、ガラスペンやインク、イラストや活版印刷などのアイテムが並ぶ。

 参加型企画として、アンティークのスタンプを使ったオリジナル雑貨や、表紙と中身を選べるノートなどを作るワークショップのほか、手帳をデコレーションできるコーナーなどを展開。イラストレーターのユニット「ネクタイ」が描く同イベントのマスコットキャラクター「紙野一家」の愛犬・カドマルを、ペンなどを使ってドレスアップする「カドマルおめかしコンテスト」も行う。

 各々がラッピングした紙ものに、お気に入りのポイントや使い方を書いたメッセージを添えて持ち寄る「紙ものお裾分けっこ」も実施。持参したものを交換棚に置き、置いてあるものから1つ選ぶ。8月に行われた「紙博in東京vol.5」で好評だった企画で、郵送でのリモート参加も受け付けている(12月14日まで)。広報担当の北村葉納さんは「展示販売だけではなく、参加できる企画も多いので一緒に楽しんでもらえれば」と話す。

 2017(平成29)年4月に東京で始まり、京都、福岡、仙台、台湾・台北で行われてきた同イベント。今年7月、松本・浅間温泉に「手紙舎 文箱(ふばこ)」を出店したことや、これまで仙台、札幌、名古屋のパルコとタイアップ企画を行ってきた縁もあり、中部地域での初開催が同館で実現した。北村さんは「これまでの『紙博』オールスターから厳選したラインアップになっているので、足を運んでほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~17時。チケットは、前売り=900円、当日=1,000円、小学生以下無料。問い合わせは事務局(TEL 042-444-5367、平日11時~17時)まで。

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