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安曇野の持ち帰りギョーザ専門店「つむぎ」が移転 より広い客層に利用を

「丁寧に手作りするギョーザを多くの人に楽しんでほしい」と若宮さん

「丁寧に手作りするギョーザを多くの人に楽しんでほしい」と若宮さん

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 持ち帰りギョーザ専門店「餃子(ギョーザ)商店つむぎ」(TEL 0263-87-3491)が「HAMAフラワーパーク安曇野」(安曇野市三郷温)に併設する安曇野商店街に移転して1カ月が過ぎた。

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 店舗面積は約10坪。ギョーザは奥の工房で「手切り・手ごね・手包み」で作る。冷凍ギョーザは、肉汁を逃がさないように丸く包んだ「てまり餃子」(6個=510円、18個=1,440円)、ニンニクなど野菜をふんだんに入れた「野菜たっぷり餃子」(同=450円、同=1,260円)、ニンニクを使わない「鶏しそ餃子」(同=480円、同=1,350円)の定番3種類のほか、月初限定や期間限定も用意。焼きギョーザも、それぞれ1人前(6個=
510円~)、ハーフ(3個=290円~)で提供する。

 ギョーザに使っている塩やしょうゆなど調味料の取り扱いも始めた。店主の若宮義孝さんは「自分でいろいろ試して『これだ』と選んだものを、皆さんにも紹介できればと思った。実際に置いてみて、『家でも使っている』という話も聞けて楽しい」と話す。

 2019年5月にオープンした前店とは、車で3分ほどの距離。同商店街で営業する「やおはち」から野菜を仕入れているつながりがあり、出店を決めた。「ちょうどコロナ対策もあって店内を改装したばかりだったので、少し迷ったが、自分たちが作るギョーザをより多くの人に知ってもらうために、やってみようと思った」と若宮さん。今年2月に姉妹店「ハナレ」として営業を始め、6月に移転、商品がそろった7月下旬に本オープンした。

 これまではギョーザを買う目的で来店する人がほとんどだったが、移転後は観光客も増えた。1日に製造できる量は限られているため、早々に売り切れてしまう日もある。「客層の変化や平日と土日の差は予想以上で、試行錯誤している。以前からのお客さんにも、ふらっと立ち寄ってくれる観光客にも喜んでもらえるようなギョーザを提供したい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時(売り切れ次第終了、木曜は14時~)。月曜定休。

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