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松本・安曇に「小木曽屋玄治郎」 そばレストラン&土産物・アウトドア用品

「ハイシーズンに合わせて、アウトドア用品の充実も図りたい」と武田さん

「ハイシーズンに合わせて、アウトドア用品の充実も図りたい」と武田さん

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 そば店とアウトドア用品・土産物販売店を併設した「小木曽屋玄治郎 アルプスの郷店」(TEL 0263-94-2286)が松本市安曇の観光交流施設「安曇アクティブプラザ・アルプスの郷」(松本市安曇)内に4月24日、オープンした。

店舗外観

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 「小木曽屋玄治郎」は王滝(笹賀)グループが展開するブランドで、セルフ式で提供する「小木曽製粉所」に対して、ご飯ものを増やすなど、出店場所に合わせたメニュー構成を行っている。長野道下り線・みどり湖PA、野麦峠スキー場に続いて県内3店舗目。敷地面積は約96坪で、レストランは約70席。

 自家製粉の信州そばは、「ざるそば」(550円)、「たぬきそば」(660円)をはじめ、山賊焼きをのせた「玄治郎そば」(1,000円)、奈川発祥の名物「とうじそば」(1人前1,000円~)など観光客を意識したメニューを用意する。ほかに、そばとセットになった「ミニ天丼セット」(850円)、「山賊定食」(880円)などのご飯ものや、「土鍋みそうどん」(880円)なども。

 菓子などの土産物や、チェアやコンロ、調理器具、食器などのアウトドア用品もそろえる。同社専務取締役・武田洋介さんは「上高地を訪れる観光客や、登山客、釣り客などに、一休みしたり、必要なものを買い足したりしてもらえれば」と話す。

 同施設は旧安曇村の「村の駅」として1998(平成10)年にオープンし、土産物の販売などを行ってきたが、2018(平成30)年からは遊休施設となっていた。松本市街地と乗鞍・上高地をつなぐ国道158号線沿いという立地で、観光客の利用はもちろん、地域住民にとっても、会議や宴会場として活用されていたという。今後は、地元農家と連携して野菜の販売なども行っていく予定で、「地元の皆さんにも愛着を持っていただけるような店にしていきたい」と武田さん。

 営業時間は9時~18時(レストランは11時~)。

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