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五千尺ホテル上高地がフレンチに合うスパイス 料理長が監修、八幡屋礒五郎とコラボ

「グランデピス」はフランス語でスパイスの意味

「グランデピス」はフランス語でスパイスの意味

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 上高地でホテルなどを運営する五千尺(松本市渚1)が、七味唐辛子の老舗メーカーの八幡屋礒五郎(長野市)と共同開発したオリジナルスパイスが現在、販売されている。

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 フランス料理をはじめ、洋食に合う2種のスパイス。ユズや陳皮など6種類を配合した「グランデピス ルージュ」は、香りを重視。野菜や魚介料理に合い、マヨネーズとの相性も良いという。「グランデピス ヴェール」は、香りと刺激のある辛さを感じるスパイスで、牛・豚・鶏・ジビエなどの肉料理全般に合うように、島こしょうや山わさび、ガーリックなどを用いてパンチを効かせた。

 五千尺ホテル上高地料理長の小浜英展さんがポリシーとしている「香りのない料理には味はない」を基に開発。上高地の地域性を生かした食材とアイデアで生み出す独自のフレンチ「五千尺キュイジーヌ」に合うスパイスとして、素材や配合を検討し、何度も試作して1年がかりで完成させた。

 上高地は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、今年は開山祭を中止。4月27日に、関係者のみで安全祈願式を行った。各施設は現在、一斉休業中。同ホテルも5月31日までは休業を予定している。

 スパイスは、営業再開後は同ホテルメインダイニングでも使用する。「このスパイスで家庭でも本格的な味わいを楽しんでもらえれば」と小浜さん。

 1本12グラム入りで、価格は950円。同社が運営する店舗のほか、オンラインストアでも販売する。

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