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安曇野市×南安曇農業高校が商品開発プロジェクト 商品化に向け参加事業者募集

昨年9月に行われた首都圏販売実習「南農まるしぇ」の様子

昨年9月に行われた首都圏販売実習「南農まるしぇ」の様子

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 安曇野市が、南安曇農業高校(安曇野市豊科)と連携して取り組んでいる「安曇野オリジナル商品開発プロジェクト」で現在、参加事業者を募集している。

 安曇野市は2015(平成27)年度に同校と連携協定を結び、市の主要作物を使った加工品などの商品開発と首都圏販売実習「南農まるしぇ」を2本柱として取り組みを行っている。例年、卒業研究や課外活動の中で商品開発や試作を行い、研究成果を発表していたが、実際の商品化に結び付けることで産業振興につなげたいと考え、事業者を募ることにした。市農林部農政課マーケティング担当の黒岩慶太さんは「これまでは発表だけで終わっていたが、市内の企業とコラボすることで商品化の可能性を広げたい」と話す。

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 募集するのは、必要な食品製造免許を有する安曇野市内の事業者。生徒向けオリエンテーション(4月中旬)と卒業論文発表会(2021年1月30日)への出席が条件で、オリエンテーションでは、事業者の要望・課題・商品イメージについて、生徒に説明。卒業論文発表会では、見込みのある研究成果があれば採用し、生徒と連携を図りながら、商品化・販売に向けて開発を進める。採用した研究についてはその後の経過を市に報告する。

 生徒にとっては高校3年間の集大成となる取り組みで、事業者の要望を踏まえながら、主体的にテーマを決めて研究を進めるという。「食味調査や市場調査なども行った本格的な研究成果や、高校生ならではの斬新なアイデアを商品開発に生かすことができる」と黒岩さん。プロジェクトを通じて商品化したものは、市も積極的に情報発信を行う。「安曇野は『これといった定番土産がない』とも言われているので、高校生の若いパワーを活用して、定番となるような商品ができれば」とも。

 申込書はホームページからダウンロードできる。締め切りは4月10日。

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