信州大学(松本市旭3)が創立70周年を記念して制定する「信州大学校歌」の歌詞を決定し、曲の募集を始めた。
来年、創立70周年と旧制松本高等学校100周年の節目を迎える同大学。記念事業の一つとして校歌の制定を企画し、昨年11月から3カ月間、歌詞を募集。県内外から寄せられた224作品の中から、奈良県生駒市の岡部剛機(たけき)さんが作った歌詞を選定した。
今回募集するのは歌詞に合わせた曲で、同大学の伝統と発展を表現し、学生や卒業生が歌い続けられるような親しみがあり、覚えやすいもの。プロ・アマ問わず応募できる。作品は、ピアノ伴奏付きで作曲し、旋律と伴奏の楽譜(五線紙)と演奏を録音したCDを郵送する。採用された人には賞金30万円を贈呈。入学式などの公式行事で歌われるほか、印刷物やホームページでも紹介される。
校歌は、来年6月ごろに開く記念式典で披露を予定。同大学務部学務課の担当者は「歌詞の募集の際も反響があり、全国各地から応募があった。学生や卒業生に愛され歌い続けられるような校歌を作りたい」と話す。
応募締め切りは7月31日(必着)。問い合わせ先は同課(TEL 0263-37-2271)。