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松本の書店で企画展「山の家クヌルプ」 霧ヶ峰の山小屋、開設60年を振り返る

松本の書店で企画展「山の家クヌルプ」 霧ヶ峰の山小屋、開設60年を振り返る

古道具と共に写真や原画が展示されている

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 松本市の書店「栞日(しおりび)」(深志3、TEL 0263-87-5733)で現在、企画展「山の家 クヌルプ」が開かれている。

山小屋の雰囲気が伝わる展示に

 昨年8月に刊行した「山の家 クヌルプ」(エクリ)に掲載されている写真や原画、約20点を展示する。同書は、昨年開設60年を迎えた霧ヶ峰にある山小屋「クヌルプ・ヒュッテ」のことをつづったもので、山小屋を経営する松浦寿幸さん・小夜子さん夫婦をはじめ、小屋に集う人たちのインタビューなどで構成。写真は国内外の山々を撮影しているカメラマン・野川かさねさん、挿絵は美術家の伊藤弘二さんが手掛けた。

 編集出版社「エクリ」(東京都目黒区)を主宰する須山実さんが、妻の佐喜世さんや子どもたちと30年以上同小屋に通う中で、「ご主人の話が面白いので、いつか一冊の本にまとめたい」と温めていた企画。2年ほど前からインタビューを行ってきた。挿絵は、寿幸さんから「理想の山小屋がある」と聞き、何とか目に見える形にしたいと伊藤さんに依頼。伊藤さんは山小屋に1泊して話を聞き、ラフを作って見せた後、持ち帰って仕上げた。「中心に『食』があって、ピークには『瞑想(めいそう)小屋』がある」と伊藤さん。実際に描いたピークまで登ってきたという。

 同書では、旧制松本高校に通っていた寿幸さん、小夜子さんの父の実家がある麻績村で2人が出会ったことなどから、戦後の松本のことも多く触れられている。同店店主の菊地徹さんは「インタビューの描写を通じて、当時の松本の風景が、町に暮らしていた人の目線で伝わってくる」と話す。昨夏、刊行に合わせて東京の古本店で展示をすることを知った菊地さんが「地元の人にも知ってほしいので、ぜひ松本でも」と依頼して実現した。

 会場は、古道具屋「コウモリヤ」のオーナーでもある伊藤さんが設営を担当し、写真や原画と共に、小物やランプ、雑貨、古本なども飾る。「クヌルプの雰囲気を感じてもらえる空間になったと思う。多くの人に足を運んでもらえれば」と須山さん。

 営業時間は7時~18時。水曜定休。今月16日まで。14日には、須山さん夫妻を迎えたトークイベント「クヌルプへ」を行う。開催時間は13時~。料金は1,000円(ワンドリンクオーダーが必要)。予約は同店まで。

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