市民団体「新まつもと物語プロジェクト」が現在、松本の魅力を伝える1分間動画を募集している。
本年度、同団体が企画・制作・運営する松本市の公式観光情報ポータルサイト「新まつもと物語」が全面リニューアルするのに合わせて企画。松本の魅力を「市民目線で伝えたい」と公募することに決めたという。「松本城や北アルプスをはじめ、皆さんが思う『松本』を動画にして、全世界にPRしてもらえれば」と同団体の福澤崇浩さん。
動画は1分以内で、松本市内で撮影したものに限る。個人・団体、プロ・アマ問わず応募可能。応募方法は、制作者のアカウントで動画投稿サイト「ユーチューブ」に、「松本の魅力発信動画コンテスト」という文言を含むタイトルを付けてアップロードした後、「限定公開」として共有URLと必要事項を同サイトのフォームから投稿する。
作品は、インターネット投票と審査員による最終審査で評価。最優秀賞(1本)は賞金20万円と副賞、優秀賞(3本)は10万円、入賞(5本)には1万円を贈呈する。
同団体では、動画での情報発信に力を入れようと、先月、スタッフを対象に「スマホ動画講座」を開催。松本の魅力を伝える動画をSNSで発信している大西祐次郎さんを講師に迎えて、動画編集アプリを使って撮影や編集を行った。「情報収集の仕方の変化に対応しながら、より松本の魅力を伝えていきたい」と福澤さん。「動画はスマホで撮ったものでOKなので、気軽にチャレンジしてもらえれば」と呼び掛ける。
応募締め切りは来年1月5日。その後、審査を行い、2月上旬には結果を発表する。