塩尻の市民交流センター・えんぱーく西側に9月20日、油そば専門店「麺屋かとむら塩尻店」(塩尻市大門一番町、TEL 0263-88-4045)がオープンした。
席数はカウンター6席、小上がり・座敷11席。2013年11月に松本・市場にオープンした「麺屋かとむら」の店長を務めた加藤竜一さんがのれん分けして独立開業した。
ごま油、しょうゆをベースにしたオリジナルのたれを使う油そばは「並盛」750円。約1.5倍の量の「中盛」も同額で提供する。「W盛」(2玉,、900円)、「鬼盛」(3玉、1,100円)、「メガ盛」(5玉、1,500円)で、以降1玉追加ごとに200円。トッピングは全て手作りで、「温玉」「辛し高菜」(以上100円)や「ほぐしチャーシュー」「メンマ」(以上180円)などのほか、期間限定の具材も用意する。「ネギチャーシュー丼」(350円、小サイズ=200円)や、「塩豚汁」(150円)なども。
加藤さんは、2012年5月にえんぱーく1階に「麺屋幸介」をオープン後、松本に移転。「地元・塩尻でまたいつか店を出したいと思っていた」と話す。松本に移転したころはまだなじみがない人も多かったという油そばだが、店に立つようになって5年、「かなり浸透してきた感じがしている」と笑顔を見せる。10月7日には、東京・目黒にも出店。「出張で店に来てくれた人が『どこの店よりもおいしい』と言ってくれて、東京でも勝負してみたいと考えた」
以前、えんぱーくで営業していたころの客が来てくれることもあるという。「覚えていてくれた人がいるのはうれしい。今後は、県内外問わず出店していきたい」と意気込む。
営業時間は11時30分~20時30分(金曜・土曜は延長営業)。