松本市は4月1日、公式ホームページをリニューアルした。
リニューアルのポイントは、「より見やすく」「全ての人にやさしく」「必要な情報を素早く的確に探しやすく」した点。トップページは見やすく、シンプルにし、スライドを用いて「健康寿命延伸都市・松本」「残さず食べよう30・10運動」など、最近、全国的に注目されている重要施策をアピールする。「健康寿命延伸都市」と観光情報については、新たに専用ページも設けた。「ほかの自治体や、市民の皆さんの関心が高い項目を、より丁寧にしっかり伝えていきたい」と広報国際課担当者。
外国人観光客の増加に伴い、これまでの英語、中国語、韓国語、ポルトガル語に加え、フランス語、ドイツ語、タイ語にも対応。スマートフォンやタブレット端末などにも最適化し、パソコンと同様の情報が得られるようにした。
市のホームページは1997年10月に開設。その後、2001年、2005年、2012年とリニューアルを行い、今回が4回目となる。昨年6月には、ホームページに関するアンケートを実施。「見やすさ」や「探しやすさ」を求める声に応えられるような改善を行った。
同課では、広報誌やテレビ、公式ツイッターなどさまざまなツールと連携しながら情報発信に力を入れている。2011年に開設したツイッターのフォロワー数は1万5000人近くまで増えている。「市のホームページは、市民の皆さんはあまり見る機会がないかもしれないが、政策以外でも松本の良いところを知ってもらえれば」