松本のホテル「東横INN松本駅前本町」(松本市中央2、TEL 0263-36-1045)のロビーで、「100万人のクラシックライブ」が2月5日、行われる。
クラシック音楽の普及と若手演奏家の支援・育成、音楽によるコミュニティーの活性化を目的に始まった同ライブ。主催する「一般財団法人100万人のクラシックライブ」は2015年1月から活動を開始。会場やコンサートの設営を担当する「アレンジャー」と協力して公演を行い、年間100万人に「クラシックコンサートを届ける」ことを目指している。
同財団に賛同した同ホテルはアレンジャーとして、2015年4月より全国各地のホテルでライブを展開し、これまでに130回以上を開催している。同店では2回目で、前回は30~50人ほどが楽しんだ。「ビジネスホテルだと、地元の方に足を運んでもらう機会がなかなかない。昼間のロビーを活用することで、コミュニティーの場を生み出せれば」と同店の中島万里支配人。
当日は、松本出身の松橋朋潤さんがピアノを、齋藤澪緒さんがバイオリンを担当。「愛の挨拶(あいさつ) Op.12」や「瞑想(めいそう)曲 Op.32」「カルメン幻想曲」などの演奏を予定する。「目の前で生のクラシックを体験できる。1時間ほどなので、気軽に立ち寄ってもらえれば」
15時30分開場、16時開演。料金は1,000円(中学生以下無料)。入場料は同財団に全額寄付され、活動資金に充てられる。