松本・中町のギャラリー&ショップ「手仕事商會すぐり」(松本市中央3、TEL 0263-33-7736)で1月21日・22日、ワークショップイベント「TEMARICIOUS(テマリシャス)のてまりづくり×麹種パン工房優~ゆう~のパン・デリ」が開催される。
テマリシャスは女性2人のユニット。手まりを世界とのコミュニケーションツールと捉え、手まり作りのワークショップを通じて、ヨーロッパなどを中心に日本の伝統文化を伝える活動を行っている。同店では昨年12月に手まりを組み合わせたクリスマスリースのワークショップを開催。「今の暮らしにも自然となじむような手まり。初めて作るという人も楽しんでもらえた」と同店店主・木内文嘉さん。
ワークショップは2種類用意。「草木染め糸を使ったてまりのショールピンづくり」(21日10時~17時・最終受け付け16時、22日10時~12時)は、100種類ほどある草木染の糸から3色を選んで作る。所要時間は2時間30分ほど。「八重菊模様のてまりづくり」(22日13時~16時)では、同ユニットがモダンにアレンジした直径7センチほどの手まりを制作。もみ殻を紙にくるんで丸めて芯を作り、糸をかがる。「草木染の糸は色合わせもしやすく、肌なじみもいい。組み合わせも楽しんでもらえれば」
「パン・デリ」は、自家製の天然麹種酵母のパンを作る「パン工房優~ゆう~」が出店。ワークショップ参加者はバイキング形式でパンやデリを楽しめる。「作り終わってから皆で食べるのではなく、途中でちょっと一息入れたり、食べてから作ったり、思い思いにできる形にしたかった」と木内さん。パン・デリの購入のみの利用もできる。「ショールピンは予約不要でいつでも参加できる。心もおなかもほっこり温かくなる時間をぜひ」と参加を呼び掛ける。
参加費は、「てまりのショールピンづくり」=4,200円、「八重菊模様のてまりづくり」=5,800円(いずれも材料費、パン・デリランチ、ドリンク含む)。「八重菊模様のてまりづくり」は要予約。予約・問い合わせは同店まで。