松本・島内に11月13日、和食店「こよみ料理 鼎(かなえ)」(松本市島内、TEL 0263-88-5439)がオープンした。
店舗面積は約40坪。席数はカウンター、小上がり、個室合わせて32席。通りからのれんをくぐって玄関までの動線を考慮し、木々や石を配した。「和食は入り口までをどう演出するかが大切なのでこだわった」と店主の小林哲也さん。
旬の魚介や野菜を使った料理が中心で、季節に合わせたメニューを展開。「本日のおすすめ鮮魚」は、刺し身や焼き物で提供する。炭火で焼く「銀だらの自家製西京漬け」(900円)や「安曇野豚みそ漬け」(700円)などのほか、「自家製さつま揚げ」(600円)、「土鍋で作る自家製豆腐」(500円)なども。アルコールは地酒のほか、焼酎、ワイン、ウイスキーなどを取りそろえる。
ランチタイムには、「かなえ御膳」(1,500円)を用意。前菜盛り合わせ、小鉢、蒸し物、主菜、ご飯、ドリンクが付く。宴会や法事などに利用できるコース料理(8品=4,000円、10品=5,000円)も用意する。
小林さんは安曇野市出身。中華料理や沖縄料理の経験を積んだ後に和食の道へ。「ホテル花月」(大手4)で6年ほど勤務し、料理長も務めた。「当時の料理長が手掛ける料理に引かれたことが、和食の道へ進むきっかけになった」と振り返る。
店名には「地域の皆さんの『土台』となるような店にしたい」という意味を込めた。「落ち着いてゆっくりと和食を楽しんでほしい。法事やお祝いの際にも利用してもらえれば」とも。
営業時間は11時~14時、18時~22時。火曜定休。