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「歯の診断ができるリンゴ」 松本のリンゴ農家が「いい歯の日」に発売

Dentapple(デンタプル)

Dentapple(デンタプル)

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 松本市今井のリンゴ農家有志でつくる「松本りんご協会」が、リンゴをかじったときの様子から歯の健康状態を診断するサービス付きのリンゴ「Dentapple(デンタプル)」の販売を開始した。

dental(歯)+apple(リンゴ)=Dentapple

 診断は、リンゴに貼られたQRコードをスマートフォンで読み取り、専用アプリをダウンロードして行う。アプリの案内に従ってリンゴをかじり、歯や歯茎の状態を入力すると、同協会が連携する歯科医院に情報が送られ、1日以内に歯周病や虫歯、顎(がく)関節症など、歯の健康リスクを判定した診断が届く。リンゴは松本産の「ふじ」で、かじって診断した後もおいしく食べることができる。

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 県産のリンゴの消費拡大を狙い、昨年から販売を開始。同協会の代表・上條英一郎さんが、「『おいしい』だけではなく、何か付加価値を付けて売り出すことはできないか」と考える中で、「リンゴを丸かじりする姿から、歯の健康をイメージできる」と思い付いたという。アイデアは、東京の広告代理店に勤める長男の協力も得て、形になった。「農業とIT、親子がそれぞれの分野を生かしてできた商品だと思う」とPRを担当するマテリアル(東京都港区)の関航さん。

 昨年は、初回出荷分が3日で完売するなど、予想以上の反響があったという。今年も11月8日(いい歯の日)に販売をスタート。昨年以上の売り上げを目指す。「これまでリンゴをあまり食べなかった層にもアプローチして、松本産のリンゴの消費拡大につなげていきたい」

 価格は1個300円(税込)。販売は、旬八青果店(東京都内7店舗)とインターネット通販(12個入り、3,600円)で行う。

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