松本の中心市街地で8月6日、「第42回夏まつり松本ぼんぼん」が行われ、浴衣や法被姿の人たちで大いににぎわった。
毎年8月の第1土曜に行われる同祭。企業や学校などでつくる「連」と呼ばれる参加グループが、休憩を挟みながら約20分の踊りを7回踊り、コースを周回。各連の踊りを審査員が審査し、最優秀賞をはじめさまざまな賞を選出する。
今年は277連、2万4500人が踊りに参加。オープニングセレモニーでは、菅谷昭松本市長のあいさつの後、開始合図の掛け声とともに軽快なサンバ調といわれる「松本ぼんぼん」の音楽がスタート。特設ステージでは昨年最優秀賞の「Briks(ブリックス)」連が模範踊りを行った。
法被やTシャツなどそろいの衣装をまとい、うちわを持ったり、かぶりものをしたりと華やかな各連。企業や学校などのほか、店舗、サークルや友人たちの集まりなど、構成もさまざま。丁寧な動きで踊る連、元気いっぱいの保育園や小学校の連、テンションが高い若者たちの連、掛け声や合いの手で企業名やスローガンを叫ぶ連など、それぞれ盛り上がりを見せた。
今年は「井上」が最優秀賞を受賞。最後の踊りでは代表者が特設ステージに上がり、踊りを披露した。